『里海カンファレンス2024 in 大月』は、『高知のはしっこ柏島 海を耕しくらしを守る〜小さな島の大きな挑戦〜』をテーマに開催します。
2000年に大月町柏島で開催した「さとうみシンポジウム」から24年。
「里海」というモノの考え方は、国内外に広く浸透し、日本国内においても藻場や干潟、サンゴの 保全・再生、地域資源を利活用した里海づくりを行う地域が増えています。日本発の「里海」は今や日本から世界の「SATOUMI 」へと浸透しつつあります。環境省においても「令和の里海づくり」モデル事業を実施するなどにより、全国の里海づくりの取組を支援しています。
里海カンファレンス2024 in大月は、太平洋と豊後水道に面し、その数1,150種を超える日本一の魚類相を誇り、藻場再生等による海洋環境保全や漁業と海洋レジャーとの共存、里海教育,地域の活性化等を行っている高知県幡多郡大月町にて開催し、「自立・自走を目指す里海づくり」、「里海教育・人材育成」、そして、昨今の大型台風、地震等の自然災害に対するリスクマネジメントが不可欠なことから「里海と災害リスクマネジメント」の3セッションを行います。
里海づくりに取り組む上での疑問や課題について意見交換や情報共有を行い、今後の里海づくりのさらなる進展を目指します。
開催日程
(1日目) 2024年11月16日(土)10:00~17:30 (発表、パネルディスカッション)、18:30~(懇親会)
(2日目) 2024年11月17日(日)8:30~13:40 (柏島でエクスカーション)
開催場所
大月町農村環境改善センター
(高知県幡多郡大月町弘見2018-1)
(アクセスについて)
参加費および定員
※会場参加のみです。オンライン配信はございません。
参加費:無料 (懇親会およびエクスカーションでのアクティビティ体験は有料)
定員:100名
申込期限
2024年11月10日(日)
既に期限を過ぎておりますが、こういった取り組みがあることについて、ぜひご参照くださいませ。
主 催
特定非営利活動法人 黒潮実感センター、特定非営利活動法人 里海づくり研究会議、公益財団法人 国際エメックスセンター
後 援(予定)
環境省中国四国地方環境事務所四国事務所、大月町、瀬戸内海環境保全知事・市長会議、NHK高知放送局、RKC高知放送、KUTVテレビ高知、KSS高知さんさんテレビ、高知新聞、朝日新聞、読売新聞
プログラム
《1日目》11月16日(土)10:00-17:30(開場:9:30)(敬称略)
開 会 | 10:00-10:15 | 歓迎ご挨拶:大月町 副町長今宮 友和 来賓ご挨拶:環境省 水・大気環境局海洋環境課長水谷 好洋 趣旨説明:(特非)黒潮実感センター 理事長神田 優 |
≪セッション 1≫ 自立・自走を目指す里海づくり 〔コーディネーター〕 水産大学校 元理事長 鷲尾 圭司 |
10:15-10:35 | 環境省が目指す里海づくり 環境省 水・大気環境局 海域環境管理室 室長補佐森川 政人 |
10:35-10:55 | 海辺つくりで自立自走をするために-先人たちの知恵と工夫- (特非)海辺つくり研究会 理事長古川 恵太 |
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10:55-11:15 | アマモ場再生から海洋教育事業への展開~継続と自走を目指して~ (特非)里海づくり研究会議 理事・事務局長田中 丈裕 |
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11:15-11:35 | 持続可能な里海づくり ~自立自走に向けて~ (特非)黒潮実感センター 理事長神田 優 |
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11:35-12:15 | 総合討論 (座長:鷲尾 圭司) | |
12:15-13:20 休憩 ※お弁当が必要な場合は要予約。750円(予定)。当日、現金でお支払い願います。 |
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≪セッション 2≫ 里海教育・人材育成 〔コーディネーター〕 笹川平和財団 海洋政策研究所 研究員 嵩倉 美帆 |
13:20-13:40 | 海の中の森づくり大月小学校のとりくみ 大月町立大月小学校6年生 |
13:40-14:00 | 学校教育を支える人づくり ~海洋教育パイオニアスクールプログラム事業の事例から~ (公財)笹川平和財団 海洋政策研究所 研究員嵩倉 美帆 |
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14:00-14:20 | 島でふるさとを守る教育魅力化 (一財)島前ふるさと魅力化財団 教育魅力化事業部 リーダー宮野 準也 |
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14:20-15:00 | 総合討論 (座長:嵩倉 美帆) | |
15:00-15:10 休憩 | ||
≪セッション 3≫ 里海と災害リスクマネジメント 〔コーディネーター〕 黒潮実感センター 理事長 神田 優 |
15:10-15:30 | 震災復興と里海づくり (一社)サスティナビリティセンター 理事長太齋 彰浩 |
15:30-15:50 | 犠牲者ゼロを目指す黒潮町の地震・津波対策 黒潮町役場 情報防災課 課長村越 淳 |
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15:50-16:10 | 大月町における南海トラフ地震対策等について 大月町役場総務課 危機管理室 室長吉岡 靖友 |
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16:10-16:30 | 里海の豊かな暮らしを残すために〜「いつも」と「もしも」を繋げる地域づくり〜 高知大学 地域協働学部 教授大槻 知史 |
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16:30-17:10 | 総合討論 (座長:神田 優) | |
閉 会 | 17:10-17:30 | 総評:(特非)里海づくり研究会議 理事長 松田 治 閉会宣言: (公財)国際エメックスセンター 副理事長 小松 輝久 写真撮影 |
懇親会 | 18:30-21:00 | 会場:みやざき 希望者のみ・要予約(定員60名) 参加費:6,000円(学生3,000円)当日、現金でお支払い願います。 |
《2日目》11月17日(日)8:30-13:40
エクスカーション (柏島) |
8:30 | 柏島 黒潮実感センターに集合 |
8:30-11:30 | シュノーケリングまたはクリアカヌー 希望者のみ・要予約、各体験料: 8,000円 |
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12:00-12:40 | 昼食 ※柏島郷土料理。 希望者のみ・要予約、1,200円 (予定) |
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12:40-13:40 | 柏島 島内ガイド後、解散 |
問い合わせ先
公益財団法人 国際エメックスセンター(担当:細見)
E-mail: secret@emecs.or.jp
TEL:078-252-0234