環境省推薦に係る緑化推進運動功労者内閣総理大臣表彰受賞者が決定したのでお知らせします。
■ 環境省推薦に係る緑化推進運動功労者内閣総理大臣表彰受賞者
・熊谷 信孝（福岡県田川郡福智町）
・妙高里山保全クラブ（新潟県妙高市）
■ 令和６年緑化推進運動功労者内閣総理大臣表彰受賞者
・［団 体］・・・１１団体
中国地方からは、広島県の「特定非営利活動法人 ひろしま人と樹の会」の皆さまが受賞されました。おめでとうございます！
≪中国地方≫
特定非営利活動法人 ひろしま人と樹の会（広島県広島市）
代表者 理事長 中越 信和 氏
＜功績の概要＞
同団体は、「森を育て、人を育て、ボランティア精神を育てる」という活動理念のもと、平成４年から、所有者から依頼を受けた森林や森林公園等で活動を続けている。創立から1,400回を超える活動を実施し、延べ17万人以上が参加するなど、県内の緑化推進に大きく貢献している。会員が指導者となり講習会や技能研修を積極的に行い、緑化に関する知識や技術の普及啓発にも寄与している。
桜の名所として知られる安芸高田市の土師ダム湖畔では、約6,000本の桜の維持・保全・管理活動を行政と住民が協働で行う「桜守プロジェクト」に計画時から参画し活動してきた。また、県立森林公園では、植樹や下刈り、除間伐等育樹活動のほか、植樹イベントにおける指導等を実施している。さらに、国の史跡である広島市の「中小田古墳群」では、遺跡を守るため、地域の団体と協働して立木竹の伐採・チップ化を行う森林整備等にも取り組んでいる。
加えて、森づくり活動を行う個人や団体に安全技能講習を行う「ひろしま森づくり安全技術・技能推進協議会」の創立に尽力し、活動の安全性向上と森林整備を担う人材の育成指導にも貢献している。
同団体は、県内各地の森林整備のみならず、活動や講習会等を通じて人材育成を積極的に行うことで、持続的・広域的な緑化に貢献し、その功績は高く評価されるものである。
■ その他
みどりの学術賞受賞者による受賞記念イベントを後日開催予定です。
詳細については、追って公表します。
<本件問合せ先>
内閣府 大臣官房総務課 みどりの学術賞及び式典担当室
室長 諏訪 幹夫 電話03-3502-8243（林野庁 森林利用課）
室長補佐 石川 啓貴 電話03-5253-8419（国土交通省 公園緑地・景観課）
※ 環境省では、みどりの学術賞及びみどりの式典の運営の協力を行っています。