約400年続く伝統行事である「うぐい突き」が、山陰海岸ジオパークエリア内の気高町逢坂地区にあるため池「大堤池」で行われます。
農業用水の確保のために気高町睦逢に造られた大堤池では、この池の底に溜まった泥やゴミを取り除くため、毎年10月ごろに池の水抜きを行います。
その際に、竹で編んだ「うぐい」という漁具をふりおろして魚をとる「うぐい突き」が行われます。
「うぐい突き」は約400年以上前に、当時この地域の領主であった亀井茲矩(かめい・これのり)公によって東南アジアから伝えられたものと言われており、日本でもかなり珍しい漁法で、令和2年5月には「ため池における魚伏籠(ウグイ)漁」として、鳥取県の重要民俗文化財に指定されました。
当日はうぐいが無料で貸し出しされ、「うぐい突き」を体験することができるほか、子ども向けの魚のつかみ取りなどが催されます。
また、当日はマルシェも開催されます。
主催:大堤うぐい突き保存会
共催:会下部落地域資源・環境保全プロジェクト共
開催日時
令和7年10月5日(日) 10:00~13:00
※雨天の場合は10月11日(土)に順延となります。
開催場所
大堤池(鳥取市気高町逢坂地区)
参加費
無料(どなたでも参加OK)
内 容
10:00~ 保存会による大堤歴史解説
10:30~ 「うぐい突き」開始
※汚れてもいい服装で お越しください。
※軍手持参でお願いします。
※漁具の「うぐい」は無料で貸し出します。
当日限定:屋台村
【出 店】
会下部落 ・大阪屋 ・清水の恵みを守る会 ・じょう&のんのお菓子やさん・RikuOneCafe
問い合わせ先
大堤うぐい突き保存会
TEL:090-4579-4589
E-mail:uguituki@gmail.com