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30by30(サーティ・バイ・サーティ)目標って?

2023 . 10 . 12

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申込期限 申込期限
実施主体 実施主体
環境省

30by30(サーティ・バイ・サーティ)目標って?

生物多様性の損失を止め、人と自然との結びつきを取り戻す(回復させる=ネイチャーポジティブ)というゴールに向けて、2030年までに、陸と海の30%以上を健全な生態系として効果的に保全しようとする目標です。

現在、国内で健全な生態系として保全されている保護地域の割合は、陸では20.5%、海では13.3%です。

健全な生態系を確保するために、特定の種に着目した保全施策だけではなく、水、大気、光などの無機的環境や、目に見えない微生物等も含め、生態系をエリアベース(一定の区域や地域といった場の単位)で保全し、そのエリアを効果的に管理して、地域の経済・社会・環境問題の同時解決につながる「自然を基盤とした解決策NbS:Nature-based Solutionsという考え方が、国際的にも注目されています。

例えば、健全な生態系は温室効果ガスの吸収源としての役割を果たしています。
しかし、生態系バランスが崩れてしまったことで、気候変動問題にも繋がってしまいました。

NbS(自然に根ざした社会課題の解決策)には、健全な生態系を確保するための基盤的・統合的アプローチが必要不可欠です。これは、地域での持続可能な開発目標 (SDGs)の実践である「ローカルSDGs=地域循環共生圏」にも直結します。

日本では、国立公園等の保護地域の拡張と管理の質の向上及び「保護地域以外で生物多様性保全に資する地域OECM:Other Effective area-based Conservation Measures)」の設定・管理を、「30by30目標」を達成するための中心施策に据えています。

「30by30目標」達成のための主要施策と個別目標

♥ 国立公園等の保護地域の拡張と管理の質の向上
♥ 保護地域以外で生物多様性保全に資する地域(OECM)の設定・管理
♥ 生物多様性の重要性や保全活動の効果の「見える化」等

この取組は、国や地域、事業者だけではなく、一人ひとりの力を結集して、目標達成に向けて進めていくものです。

詳しくは、以下をご参照ください✨

『30by30ロードマップ』(←クリックするとPDFファイルが開きます)

生物多様性のための30by30アライアンス(←クリックするとPDFファイルが開きます)

【環境省】30by30アライアンス
>> https://policies.env.go.jp/nature/biodiversity/30by30alliance/

 

30by30 実現後の地域イメージ ~自然を活用した課題解決~

生物多様性のための30by30アライアンス事務局(自然環境局 自然環境計画課)
〒100-8975 東京都千代田区霞が関1-2-2
TEL:03-3581-3351(代表) E-Mail:30by30alliance@env.go.jp

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生物多様性のための30by30アライアンス事務局(自然環境局 自然環境計画課)
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