情報

本事業は、全国各地におけるネイチャーポジティブ(自然資本の再生・生物多様性の回復)を促進・実現するために、先駆的な取り組みを行う事業に対して、資金助成および伴走型支援を行うことを目的とします。

今年度は、個別のモデル的な取り組みを支援する「一般公募型」と、本法人が掲げる重点テーマ・重点地域を支援する「特定課題公募型」の2つの枠で公募を実施します。なお今年度は、それぞれの事業における「ネイチャーポジティブ戦略」や「事業の持続可能性」を高めるためのシナリオ策定を目的とした、「リサーチ助成」として行います。

また、複数地域にまたがっての課題解決など、大規模な社会実装を要する案件に関して、本法人の「認定フラッグシップ・プロジェクト」としての採択を行い、当該プロジェクトの推進に必要な資金調達を、本法人および採択団体が協働で行います。

本年度は、以下の表の通り募集を行います。なお、申請にあたっては、本法人がネイチャーポジティブ推進に向けて現状を分析し、描きたい未来に向けての方向性を仮説立てた「助成事業ビジョンペーパー2026」を踏まえてご応募ください。

一般公募型リサーチ助成

対象:
申請者が定める特定の地域や流域、また推進テーマにおけるネイチャーポジティブ戦略立案と、その持続性に向けた事業開発を目指す事業

趣旨:
それぞれの地域や流域、また推進テーマにおける現状把握と環境ターゲット・環境目標設定、その再生・保全シナリオと評価手法、持続可能な事業計画設計、実施体制構築に対する助成。助成期間終了後に、これらをもとにした次なる資金調達が可能な計画づくりを成果として目指す。

2026年度 助成総額・採択件数
総額 900万円程度(2〜3件程度想定)

特定課題公募型リサーチ助成

(1)重点地域・テーマ①:流域再生/里山再生

対象:
流域再生、または里山再生において、特定の地域や流域におけるネイチャーポジティブ戦略立案と、その持続性に向けた事業開発を目指す事業

趣旨:
各テーマにおける現状把握と環境ターゲット・環境目標設定、その再生・保全シナリオと評価手法、持続可能な事業計画設計、実施体制構築に対する助成。助成期間終了後に、これらをもとにした次なる資金調達が可能な計画づくりを成果として目指す。

※流域再生型事業とは
グリーンインフラ、NbS(Nature-based Solutions)の手法を用いて流域治水等の課題解決とネイチャーポジティブの同時実現を図ります。加えて、その生態系による供給サービス・文化的サービスを活用した事業創出により、持続可能な流域再生を目指す取り組みなども含まれます。

※里山再生型事業とは
自然の恵みの享受と、手入れをしながら暮らす「新しい里山ライフスタイル」を、現代テクノロジー(AIやリモートセンシングなど)を取り入れながらアップデートします。オフグリッドインフラ、循環型の自然資本活用技術、地域経済圏の実証等が考えられます。

2026年度 助成総額・採択件数
総額 900万円程度(2〜3件程度想定)

(2)重点地域・テーマ②:岡山県西粟倉村における生物多様性教育・環境教育推進

対象:
岡山県西粟倉村において、生物多様性教育・環境教育を推進する団体

趣旨:
本法人が拠点を持つ岡山県西粟倉村において、生物多様性教育・環境教育の最先端拠点となり、その成果を広く社会に還元することを目的に、西粟倉村内における本テーマ領域の実証実験およびシナリオ作成に対する助成。

2026年度 助成総額・採択件数
総額 170万円程度(1〜2件程度想定)

認定フラッグシップ・プロジェクト支援

対象:
広域性・制度性・科学的インパクトを有し、多額の資金や多様なステークホルダーとの調整を必要とする案件

趣旨:
選考基準に基づき『認定プロジェクト』を選定した後、当該プロジェクトの実施に必要な資金を当法人および採択団体が協働で調達する「資金調達連動型」の手法を用いて、使途を指定した寄附を募り、資金が集まることを条件に助成を実行する。この取り組みを通じて、自然資本再生・ネイチャーポジティブ領域において社会システムの変革につながる事例創出をともに目指す。

2026年度 助成総額・採択件数
0〜2件程度(寄附等の資金が集まることを条件に助成実行)

応募資格・条件

基本条件

1.法人格を有すること(法人格の種別は問いません。一般社団法人、NPO法人、株式会社などの営利法人も対象)。

2.応募事業に関連した特定の地域における3年以上の活動実績を有すること。

特定課題公募型のみの追加条件

●当法人が掲げる重点テーマ・地域における取り組みであること。

●「認定フラッグシップ・プロジェクト」を希望する場合: 特定地域に留まらず、全国に波及する取り組み(以下のいずれか一以上に該当する「大規模な社会実装」)であること。

・広域性(スケーラビリティ)
広域自治体レベルのスケール、あるいは全国への普及可能性を有する。

・制度性(システムチェンジ)
行政施策との連動や、新たな市場・経済循環の構築など、社会システムの変革を伴う。

・科学的インパクト
広範な面積の保全や生物多様性の回復等、定量的かつ有意な環境価値を創出する。

・リソース集中
通常の助成枠を超える多額の資金や、多様なステークホルダー間の調整を必要とし、本財団が主体となって資金調達・伴走支援を行う必然性がある。

助成金の使途(対象経費・対象外経費)

助成金は、助成事業に直接必要な以下の経費に充当することができます。
なお、本助成事業では研究調査を組み込むことを重視しています。
その取り組みにあたっての専門家謝礼や調査研究委託費の相場感は別紙をご参照ください。

スケジュール

通常枠(一般公募型・特定課題公募型)

公募期間:2026年7月14日(火)〜9月11日(金)17:00必着
選考期間:2026年9月中旬〜11月中旬
助成確定:2026年11月中旬
助成契約・支払い: 2026年12月中旬予定
助成期間: 募集要項(個別規定)に応じた期間
※助成期間は確定後からの期間(基本的には1年)になります

認定フラッグシップ・プロジェクト(大規模社会実装枠)

公募期間: 上記スケジュールとは別に、随時公募・受付を行います。書類選考を通過された案件に対して、本財団担当者との協議を行い、最終選考に進みます。
助成契約期間: 最大5年間(ただし、毎年その進捗状況をもとに継続を審議します)。

応募方法

ホームページに記載しているフォームより事前登録してくださった方へ、指定の申請書フォーマットをお送りいたします。
事前登録してくださった方へお送りするエントリーフォームにて下記書類を添付の上、期日までにご提出ください

★ 事前登録フォーム
2026年度ネイチャープレナー・ジャパンモデル事業助成事前登録フォーム

提出書類

1.応募申請書(指定フォーマット)
2.予算計画書(指定フォーマット)
3.前事業年度の活動計算書(または正味財産増減計算書・損益計算書)
4.前事業年度の貸借対照表
5.今事業年度の収支予算書

本法人が2026年度より取り組む、モデル事業助成の設計における考え方を示すビジョンペーパーを公開いたしました。助成事業に募集される法人・団体はもちろん、この領域で活動する皆様もぜひご覧ください。

助成事業ビジョンペーパー2026

NATURE-PRENEUR JAPAN

豊かな自然を、社会のそばに。
自然領域の起業家人材を、そのまんなかに。

ネイチャープレナーとは、Nature(自然)とEnterepreneur(起業家/事業をつくる人)を組み合わせた造語です。
40億年の地球の歴史の中で、自然環境は大きな転換点を迎えています。
にも関わらず、自然を再生する事業モデルや成功事例はなかなか生まれていません。
私たちは自然領域を担っていく起業家精神あふれる人材のことを「ネイチャープレナー」と呼んでいます。
発掘・支援・育成といった人材育成により、「ネイチャーポジティブ(自然再興)」を目指しています。

この記事に関するお問合せ・申込

お問い合わせ先
一般財団法人ネイチャープレナー・ジャパン
公式サイト
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