情報

かつての松永湾は、広がる藻場と多様な水産資源に恵まれた豊かな里海でした。
しかし近年、海の環境変化により藻場や水産物の減少が進み、人と海のつながりが薄れつつあります。このような現状を踏まえ、地元漁業者・企業・学校・大学・行政などが手を取り合い、松永湾を再び“豊かな里海”へと再生するための新たな連携組織「松永湾里海協議会」が誕生しました。

本シンポジウムでは、協議会設立を記念し、瀬戸内海の海域環境の最前線で活躍する専門家による講演や、地域を支える多様な立場の皆さんによるディスカッションを通して、“次世代へとつなぐ松永湾のあり方”を一緒に考えていきます。

※本シンポジウムはR7年度戦略的「令和の里海づくり」基盤構築支援事業の一環として実施しています。

開催日時

令和7年11月17日(月)16:00~18:30(開場15:30~)

開催場所

しまなみ交流館/オンライン配信

オンラインはZoomウェビナーで配信いたします。
URLより入場してください。

参加費

無料
※整理券の配布等もございません。

プログラム

16時00分 開会挨拶 尾道市長・平谷 祐宏 環境省中国四国地方環境事務所長 坂口 芳輝
16時10分 令和の里海づくり事業について
16時20分 基調講演「瀬戸内海の海域環境の変化とこれからの管理」
17時00分 話題提供「岩国市沿岸における藻場の再生事例」
17時30分 松永湾里海協議会の展望
18時30分 閉会

講演内容

基調講演「瀬戸内海の海域環境の変化とこれからの管理」
広島大学環境安全センター長・教授 西嶋 渉
瀬戸内海における海域ごとの水産管理の在り方や栄養塩管理の方策について、最新の政策動向・研究動向も含めてお話しします。

話題提供「岩国市沿岸における藻場の再生事例」
宇部工業高等専門学校 教授
杉本 憲司
瀬戸内海における藻場再生の事例として、岩国市沿岸の藻場再生事業を紹介します。

松永湾協議会の展望
モデレータ:環境省海域環境管理室 西川 絢子室長
パネラー:浦島漁業協同組合・松若組合長、尾道東部漁業協同組合・神垣組合長、広島銀行松永支店・坂田支店長、クニヒロ・川崎会長、尾道観光協会・林氏、他

松永湾里海協議会の主要メンバーで、松永湾の現状と課題、今後の展望について話し合います。

里海を、未来へ。
—松永湾の豊かさを取り戻すために—
地域の声と知恵をつなぐ第一歩に、ぜひご参加ください。

問い合わせ先

松永湾里海協議会(尾道市役所農林水産課内)
TEL:0848-38-9478

この記事に関するお問合せ・申込

お問い合わせ先
松永湾里海協議会(尾道市役所農林水産課内)
電話番号
0848-38-9478
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