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安佐動物公園

広島市安佐動物公園では、広島大学生物生産学部(西堀正英教授)が行う、空気中に存在する環境DNAに関する研究に協力しています。この研究は、空気中に漂う極僅かな生きもののDNAを回収・解析することによって、周辺環境に生息する動物を発見(検出)する最先端の技術を活用するもので、これにより、ツキノワグマの生息を予測、確認し、広島市におけるクマからの被害を未然に防ぐことを研究の目的のひとつとしています(広島広域都市圏地域貢献人材育成支援事業)。このたび、令和4年度の活動成果を市民に還元するためのシンポジウムを開催します。さらに、これによる市民の野生動物や自然環境への理解を深める契機とするとともに、参加者との意見交換を行います。

【開催日時】
令和5年3月19日(日)13:00~16:00

【開催会場】
安佐動物公園 動物科学館2階ホール

【対象者】
当日の入園者

【参加費】
無料 ※入園料は必要

【内 容】
13:00~ はじめに、広島市安佐動物公園園長 南 心司 氏 
13:15~ 話題提供(各30分)
(1)西堀 正英 氏 広島大学生物生産学部 教授
  「DNAって何?DNAで何がわかるのか?身近なDNAを科学する」
(2)増田 和志 氏 広島大学生物生産学部 4年生
  「大気中の環境DNAおよび痕跡(糞)によるツキノワグマ生息・出没モニタリングと個体識別の試みについて」
(3)松本 華林 氏 広島県安古市高等学校 2年生
  「野生のクマとコミュニケーションをとるにはどうしたらよいのか」
(4)西堀 正英 氏 広島大学生物生産学部 教授
  「野生動物フィールド調査からラボワークの成果から」
(5)畑瀬 淳 氏 広島市安佐動物公園飼育・展示課課長補佐
  「『ツキノワグマ』ってこんな生きもの!」
(6)参加者みんなで考える、ツキノワグマに遭わないために
  <パネラー>
  ・畑瀬 淳 氏、増田 和志 氏、西堀 正英 氏
16:00~ 閉会

【問い合わせ先】
広島市安佐動物公園
TEL:082-838-1111

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広島市安佐動物公園
電話番号
082-838-1111
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