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国立研究開発法人科学技術振興機構 (JST) 社会技術研究開発センター (RISTEX) では、SDGs の達成に向けて、複合的で幅広いテーマの地域課題に対して既存技術シーズを活用した即効性のあるソリューション創出やソリューションの他地域展開を目指した研究開発プログラムとして、「SDGs の達成に向けた共創的研究開発プログラム (SOLVE for SDGs)」と題し、シナリオ創出フェーズとソリューション創出フェーズの 2 種類の活動を、2019 年度より実施しています。社会的孤立・孤独は SDGs の重要な観点の一つであることから、2021 年度に当該プログラムの下に特別枠 (社会的孤立枠) として、「社会的孤立・孤独の予防と多様な社会的ネットワークの構築」 (以下、「本プログラム」という) を設定し、研究開発を開始しました。

本プログラムにおいては、人口減少・少子高齢化、経済変動、新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) 等の新興感染症による影響など、様々な社会構造の変化を踏まえ、社会的孤立・孤独のメカニズムを明らかにすると共に、社会的孤立・孤独を生まない社会像を描出し、人や集団が社会的孤立・孤独に陥るリスクの可視化や評価手法 (指標等)、社会的孤立・孤独を予防する社会的仕組みの研究開発を推進します。その際、開発した評価手法 (指標等) に基づいた、社会的孤立・孤独の予防施策の効果検証を含め、PoC (Proof of Concept︓概念実証) までを一体的に行います。
本プログラムの実施を通して、人・組織・コミュニティ間の多様な社会的つながり・ネットワークを実現し、社会的孤立・孤独を生まない社会の創出を目指します。

【助成対象】
人文・社会科学の知見も活用し、社会のメカニズム理解にまで掘り下げた研究開発が必要なものを対象とし、研究知と現場知を融合させ、以下の 3 つの研究開発要素を一体的に推進することを想定しています。

<研究開発要素>
1.社会的孤立・孤独メカニズム理解と、社会的孤立・孤独を生まない新たな社会像の描出
2.社会的孤立・孤独リスクの可視化と評価手法 (指標等)
3.社会的孤立・孤独を予防する社会的仕組み (予防施策)

概念的な研究に留まることがないよう、開発した社会的仕組みを実際に稼働させる場所や対象が明確な取り組みが求められます。
そのため、研究開発要素 3 において、開発した、社会的孤立・孤独を予防する社会的仕組みを実証するに当たっては、その現場となる国内の特定地域や、学校、職場、コミュニティなどを具体化した提案を求めます。

【応募要件】
応募時に研究倫理教育に関するプログラムを修了していることが必須です︕︕
※詳しくは、応募要項をお読みください。

プロジェクトの研究代表者となる方に自ら提案していただきます。
応募要件に関して、以下のことを予めご承知おきください。
・国内の行政機関、大学、研究機関、公益法人、NPO、⺠間企業等、組織として JST からの研究委託が可能な主体が連携して研究開発を実施します。
・研究開発要素 1 ~ 3 を一体的に実施するためには、研究側と施策現場側の乖離を埋めて、研究と実践を同時進行し、施策現場から得られた様々な知見を、制度・社会デザインにつなげていく社会実装のための研究が必要です。そのため、本格研究開発開始時までに、研究側、施策現場側 (研究成果の利用者) 双方がプロジェクトに参加することが望まれます。
・人文・社会科学と自然科学の分野横断的な知見や、顕在化した孤立者への支援施策等に係る先行知見を活用し、ハード・ソフト両面からの包括的、総合的な研究開発を促進することを期待します。
・研究開発の終了後も発展的な取組が継続的に行われるために、地方自治体、NPO、教育機関などの関係機関との連携を研究開発の初期の段階から十分に行うことが重要です。
また、応募に際しては、本項に加え、「第 6 章 応募に際しての注意事項」に記載されている内容をご理解の上、ご応募ください。

【助成件数】
5 件程度

【助成内容】
・スモールスタート (可能性検証) 期間︓1,200 万円 / 年 程度上限
・本格研究開発期間 (ステージゲート評価通過の場合)︓ステージゲート評価での精査や、当該年度の予算状況によるが、1,900 万円 / 年 程度上限

【実施期間】
・スモールスタート (可能性検証) 期間︓原則 1 年半程度
・本格研究開発期間 (ステージゲート評価通過の場合)︓原則 3 年程

【申請期間】
2022 年 6 月 8 日 (水)
※府省共通研究開発管理システム (e-Rad) での受付期限日時です。

【申請方法】
応募は、府省共通研究開発管理システム (e-Rad) より行っていただきます。
※ 提案者は、事前に実施機関及び研究者の事前登録が必要です。
詳しくは募集要項をご確認ください。

 【問い合わせ先】
国立研究開発法人 科学技術振興機構 社会技術研究開発センター
企画運営室 募集担当
〒102-8666 東京都千代田区四番町 5-3 サイエンスプラザ 4F
電話 03-5214-0130
FAX 03-5214-0140
メール boshu-koritsu@jst.go.jp
Web サイト https://www.jst.go.jp/ristex/index.html

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お問い合わせ先
国立研究開発法人 科学技術振興機構 社会技術研究開発センター 企画運営室 募集担当
電話番号
03-5214-0130
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