取組紹介

エリア 岡山県

【取組紹介】SAVE・JAPANプロジェクト~高梁川流域学校~

主体
テーマ
方法

高梁川上・中流域の環境保全と暮らしを学び・体験しよう!④ ~淡水魚の観察~

【日  時】2015年11月7日(土)10:00~14:00
【場  所】岡山県立大学キャンパス内講堂前集合岡山県総社市窪木111

【プログラム】10:00 集合・開会式
       10:15 高梁川流域淡水魚についての講義
       11:00 淡水魚生息観察
       13:00 昼食
       13:30 振り返り
       14:00 閉会式

SAVE・JAPANプロジェクト 2015」は、47都道府県のNPOと地域の皆さまと、損保ジャパン日本興亜が一緒になって、全国各地で「いきものが住みやすい環境づくり」を行う共同プロジェクトで2011年度より実施されています。

このたび、岡山県で実施されている『一般社団法人 高梁川流域学校』共催のプロジェクト「高梁川上・中流域の環境保全と暮らしを学び・体験しよう!」第4回のプログラムに参加させていただきました。

第4回は、絶滅の恐れがある淡水魚の生息環境について学ぶとともに、その保護や環境再生について参加者どうしで考えることがねらいのプログラムで、高梁川に生息する淡水魚の生息特性を学び、豊富な種類の淡水魚を観察し、その種を保存する意義についても学ぶ事が出来るという内容で開催されました。

一般社団法人 高梁川流域学校』は、大学・企業・地域団体・自治体などと連携し、流域の自然や歴史・文化、および産業を「地域教育」の教材として、持続的に提供することを目的とし「学校教育」や「家庭教育」を補完し、若い世代の郷土愛・地域への誇りを醸成するとともに、さらに自治体や企業の人材育成研修を実施し、将来は風土ツーリズムとしての地域観光プログラムの事業化を目指して活動されています。

 

高梁川流域淡水魚についての講義

元岡山県立矢掛高等学校教論で、岡山市立岡山後楽館高校 主幹教諭 室 貴由輝先生が 、高校再編整備事業前の矢掛商業高校の時、「スイゲンゼニタナゴ」が、平成14年9月に「種の保存法」により希少種に指定された事を受けて、学生たちと一緒に生息地調査生態観察からスタートし、平成15年5月に保護・繁殖実験に成功されたお話をなさいました。

岡山県は、淀川水系に次いで淡水魚の種類が多いことで知られていますが、近年生息環境の悪化や外来種による捕食、淡水魚マニア、観賞魚を扱う業者の密漁などによりその数が激減しています。
希少種を守るためには、「環境の保全」「普及啓発活動(地域住民に対し)」「密猟者対策」等がありますが、その生息環境を保つことが重要であり、希少種が生息している一部の地域だけでなく、その河川流域全体で良い状態を保っていかなければならないので、流域全体で保全活動をすることが不可欠であることを話されました。

岡野事務局長の挨拶 川レンジャーの室先生 工夫された護岸
水路にて採集中(青江氏) 熱心に聞き入る参加者 淡水魚の解説(室氏)
 二枚貝の解説(青江氏)  高梁川水系の淡水魚たち  婚姻色が美しいカネヒラの雄

淡水魚生息観察

NPO法人倉敷水辺の環境を考える会 代表 青江洋氏が、観察のために採集してくださった、高梁川水系の淡水魚たちの写真もご紹介。

希少種を扱うため、生息域を限定しないよう細心の注意を払われてのプログラムで、とても大切に保護されている事、マニアや業者による乱獲の被害が深刻である事を実感し、希少種の保護活動についての大切さや、さまざまな問題点知るきっかけとなりました。

詳しくはこちら
http://savejapan-pj.net/sj2015/okayama/report/post_5.html

この記事の発信者

西村浩美(にしむら ひろみ)

コーディネーター EPO歴 10年目

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