1.環境省では、星空観察を通じて光害(ひかりがい)や大気汚染、環境保全の重要性について関心を深めることに加え、良好な大気環境や美しい星空が地域資源(観光や教育)として活用されることを目指し、平成 30 年度から夏と冬の星空観察を推進しています。
2.今回、夏の観察期間(令和6年8月 24 日~ 同年9月6日)で実施したデジタルカメラによる夜空の明るさ調査の結果を取りまとめましたので、お知らせします。
2.今回、夏の観察期間(令和6年8月 24 日~ 同年9月6日)で実施したデジタルカメラによる夜空の明るさ調査の結果を取りまとめましたので、お知らせします。
■ 趣旨
環境省では、昨今屋外照明等による光害の防止の重要性が認識されつつあることを踏まえ、星空公団と共同で、平成 30 年度から夏と冬の2回、肉眼による観察とデジタルカメラによる夜空の明るさ調査を呼びかけています。
この調査を継続することで、調査結果が地域における光害や大気汚染の状態に関する啓発材料として積極的に活用されることが期待されます。また、星空観察は、調査参加者が、大気環境保全の重要性について関心を深めるための機会となります。さらに、星空が地域資源として観光に活用されることで、地域活性化への貢献が期待されます。
この度、令和6年度の夏期観察で実施した、デジタルカメラによる夜空の明るさ調査の結果を取りまとめましたので、お知らせします。
環境省では、昨今屋外照明等による光害の防止の重要性が認識されつつあることを踏まえ、星空公団と共同で、平成 30 年度から夏と冬の2回、肉眼による観察とデジタルカメラによる夜空の明るさ調査を呼びかけています。
この調査を継続することで、調査結果が地域における光害や大気汚染の状態に関する啓発材料として積極的に活用されることが期待されます。また、星空観察は、調査参加者が、大気環境保全の重要性について関心を深めるための機会となります。さらに、星空が地域資源として観光に活用されることで、地域活性化への貢献が期待されます。
この度、令和6年度の夏期観察で実施した、デジタルカメラによる夜空の明るさ調査の結果を取りまとめましたので、お知らせします。
■ デジタルカメラによる夜空の明るさ調査概要
(1)観察期間と観察時間
令和6年8月 24 日 ~ 同年9月6日
日没後1時間半~3時間半の2時間 (例:日没 17 時の場合/18 時 30 分~20 時 30 分)
(データ報告期間は、令和6年8月 24 日 ~ 同年9月 27 日)(2)調査方法
デジタルカメラを用いて天頂付近の星空を撮影し、その画像データから「夜空の明るさ」(星空の見やすさ)を測定しました。具体的には、(1)の観察期間中に、 全国各地の調査参加者から、所定の条件下で撮影された天頂付近の星空の画像デー タを、報告サイトを通じて環境省に送付していただき、画像解析によって「等級 (mag/□”):(マグニチュードパー平方秒角)」を単位とする「夜空の明るさ」を算出しています。この値が大きいほど夜空が暗いことを示し、星が見えやすい状態であることを意味します。
※ 夜空の明るさを測る単位及び測定方法は、添付資料(参考資料「夜空の明るさについて」)を御覧ください。
(1)観察期間と観察時間
令和6年8月 24 日 ~ 同年9月6日
日没後1時間半~3時間半の2時間 (例:日没 17 時の場合/18 時 30 分~20 時 30 分)
(データ報告期間は、令和6年8月 24 日 ~ 同年9月 27 日)(2)調査方法
デジタルカメラを用いて天頂付近の星空を撮影し、その画像データから「夜空の明るさ」(星空の見やすさ)を測定しました。具体的には、(1)の観察期間中に、 全国各地の調査参加者から、所定の条件下で撮影された天頂付近の星空の画像デー タを、報告サイトを通じて環境省に送付していただき、画像解析によって「等級 (mag/□”):(マグニチュードパー平方秒角)」を単位とする「夜空の明るさ」を算出しています。この値が大きいほど夜空が暗いことを示し、星が見えやすい状態であることを意味します。
※ 夜空の明るさを測る単位及び測定方法は、添付資料(参考資料「夜空の明るさについて」)を御覧ください。
■ その他
(1)星空公団による「デジカメ星空診断」
デジタルカメラによる夜空の明るさ調査は、星空公団と共同で実施しています。
星空公団では、環境省が昭和63年から平成24年まで25年間にわたって続けてきた全国星空継続観察が休止となった後、その代わりとなる夜空の明るさ観察を実施してきました。詳細は、星空公団ウェブサイトを御確認ください。
https://dcdock.kodan.jp
(1)星空公団による「デジカメ星空診断」
デジタルカメラによる夜空の明るさ調査は、星空公団と共同で実施しています。
星空公団では、環境省が昭和63年から平成24年まで25年間にわたって続けてきた全国星空継続観察が休止となった後、その代わりとなる夜空の明るさ観察を実施してきました。詳細は、星空公団ウェブサイトを御確認ください。
https://dcdock.kodan.jp
(2)環境GIS
令和4年8月5日より、国立環境研究所環境GISで、平成30年度から行われているデジタルカメラによる夜空の明るさ調査について、継続観察登録地点の調査結果を表示しています。
https://tenbou.nies.go.jp/gis/
令和4年8月5日より、国立環境研究所環境GISで、平成30年度から行われているデジタルカメラによる夜空の明るさ調査について、継続観察登録地点の調査結果を表示しています。
https://tenbou.nies.go.jp/gis/
添付資料
別添1 令和6年度夏期観察デジタルカメラによる夜空の明るさ調査結果[PDF 435KB]
別添2 令和6年度夏期観察「夜空の明るさ」が20等級以上であった地点[PDF 155KB]
別添3 令和6年度夏期観察デジタルカメラによる夜空の明るさ調査結果一覧[PDF 541KB]
(参考資料)夜空の明るさについて[PDF 353KB]
連絡先
環境省水・大気環境局環境管理課 環境創造室
代表03-3581-3351
直通03-5521-8298