環境基本計画は、環境基本法に基づき、政府の環境の保全に関する総合的かつ長期的な施策の大綱等を定めるものです。中央環境審議会の答申を受け、第六次環境基本計画を本日閣議決定しましたので、お知らせいたします。なお、令和6年3月12日から同年4月10日までの間に実施した意見募集(パブリックコメント)の結果についても併せてお知らせします。
1.環境基本計画の変更について
(1)経緯
環境基本計画は、環境基本法に基づき、政府全体の環境保全施策の総合的かつ計画的な推進を図るため、総合的かつ長期的な施策の大綱などを定めるものです。第五次環境基本計画は、平成30年4月に策定されており、その中で内外の社会経済の変化等に柔軟かつ適切に対応して、5年後程度が経過した時点を目途に見直す旨が記載されています。
この環境基本計画の見直しについて、令和5年5月に環境大臣から中央環境審議会に対し諮問が行われ、これを受けて中央環境審議会総合政策部会において約1年間にわたり審議が行われました。
この環境基本計画の見直しについて、令和5年5月に環境大臣から中央環境審議会に対し諮問が行われ、これを受けて中央環境審議会総合政策部会において約1年間にわたり審議が行われました。
(2)環境基本計画のポイント
・ 本計画は、第一次環境基本計画が策定されてからちょうど30年という節目に策定される環境基本計画であり、「現在及び将来の国民一人一人のウェルビーイング/高い生活の質」の実現を環境政策の最上位の目標として掲げた、という点が大きな特徴です。
・ 現在、私たちが直面している気候変動、生物多様性の損失、汚染という地球の3つの危機に対し、早急に経済社会システムの変革を図り、環境収容力を守り環境の質を上げることによって、経済社会が成長・発展できる「循環共生型社会」の実現を打ち出しています。
・ 現在、私たちが直面している気候変動、生物多様性の損失、汚染という地球の3つの危機に対し、早急に経済社会システムの変革を図り、環境収容力を守り環境の質を上げることによって、経済社会が成長・発展できる「循環共生型社会」の実現を打ち出しています。
2.意見募集(パブリックコメント)の結果について
(1)意見募集概要
意見募集対象 「環境基本計画案」
意見募集期間 令和6年3月12日~同年4月10日
意見提出方法 e-Gov意見提出フォーム、郵送、電子メール
意見募集期間 令和6年3月12日~同年4月10日
意見提出方法 e-Gov意見提出フォーム、郵送、電子メール
(2)御意見の総件数
386件(提出者数:166)
(3)御意見の概要及び御意見に対する考え方
添付資料3のとおり
※第六次環境基本計画の概要については上記の添付資料を御参照ください。
(参考)中央環境審議会総合政策部会における審議資料等
> http://www.env.go.jp/council/02policy/yoshi02.html
添付資料
・【添付資料1】第六次環境基本計画[PDF 2.9MB]
・【添付資料2】第六次環境基本計画の概要[PDF 2.5MB]
・【添付資料3】第六次環境基本計画(案)に対する意見募集の結果について[PDF 3.0MB]
連絡先
環境省大臣官房総合政策課環境計画室
代表:03-3581-3351
直通:03-5521ー9265