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「気候変動・脱炭素都市ウィーク」開催結果について

2024 . 03 . 27

開催日・期間 開催日・期間
開催時間 開催時間
申込期限 申込期限
実施主体 実施主体
環境省

環境省は、2024年2月26日~同年3月1日にかけて「気候変動・脱炭素都市ウィーク」として、都市の気候変動・脱炭素化に関連する以下の3つのイベントを開催しました。

  •  ・脱炭素社会実現のための都市間連携セミナー
  •  ・国際シンポジウム:IPCC第7次評価サイクルへの日本の貢献と「気候変動と都市」に関するIIASAとの連携
  •  ・JCMグローバルパートナーシップ会合

■ 気候変動・脱炭素都市ウィーク概要

パリ協定で定める1.5度目標の達成に向けては、世界の温室効果ガス排出量の7割、エネルギー需要の6割以上を占める都市の脱炭素化に向けた取組が不可欠です。
今般、「都市」の気候変動・脱炭素化に関連する3つのイベント、①脱炭素社会実現のための都市間連携セミナー、②国際シンポジウム:IPCC第7次評価サイクルへの日本の貢献と「気候変動と都市」に関するIIASAとの連携、及び③JCMグローバルパートナーシップ会合を集中的に開催し、国内外の参加者と、都市の脱炭素化について最新の取組状況を共有するとともに、今後の政策や取組の促進に向けた議論を行いました。

■ 脱炭素社会実現のための都市間連携セミナー

(1)  概要
  日時:2024年2月26日~27日
  主催:環境省
  共催:公益財団法人 地球環境戦略研究機関(IGES)
  会場:イイノホール&カンファレンスセンター(26日) 
     (東京都千代田区内幸町2-1-1 飯野ビルディング4階)
 
セッション       日時     備考     
第1部 2月26日 10:00~11:30
・公開(対面とオンラインのハイブリッド

・日英同時通訳

第2部 2月26日 13:30~17:30 ・非公開
エクスカーション
(横浜市)
2月27日 午前 ・非公開
(2) 参加者
 日本を含む世界9カ国、28都市から都市間連携事業に参画する自治体等の関係者らが参加しました。

(3)プログラム
 (第1部)
 ●開会挨拶
  ・八木 哲也 日本国環境副大臣 
 
 ●開会挨拶
  ・竹本 和彦 国際応用システム分析研究所(IIASA)理事会議長
    東京大学未来ビジョン研究センター特任教授

 ●自治体からの発表
  ・クラウディオ・カストロ チリ・サンティアゴ市・レンカ区長(オンライン)
  ・ノーマン・ニラテオボエト パラオ・アイライ州知事
  ・田中 英樹 愛媛県副知事
  ・ソフィアン・イブラヒム インドネシア・ゴロンタロ州政府事務次官
  ・カミサ・ビンティ・モハマド・ガザリ マレーシア・イスカンダル地域開発庁上級副長官
  ・橋本 徹 横浜市国際局長
 
また、プログラム、登壇者、発表原稿・資料等は以下のサイトに掲載しています。当日の動画も以下のサイトから御覧いただけます。
https://www.iges.or.jp/jp/events/20240226-0
 
(4)結果概要
 第1部では、八木環境副大臣から、喫緊の課題となっている気候変動対策における都市の重要性および地域脱炭素の意義、過去10年にわたって積み重ねられてきた都市間連携事業によるパートナー都市の脱炭素化に対する貢献を紹介しました。また、カストロ・レンカ区長、ニラテオボエト・アイライ州知事をはじめ、都市間連携事業に参画する国内外の都市の代表から、各都市における脱炭素の取組や現在直面している課題等について紹介されました。
 第2部では、都市間連携事業に参画する関係者が6つのグループに分かれ、地域の脱炭素化に当たっての課題や解決方法について議論を行うグループディスカッションを行いました。グループディスカッションでは、技術面・資金面・制度面などの各都市の抱える課題が明確になるとともに、その解決方法について、他の都市の事例が関係者間で共有され、今後の都市間連携事業の更なる発展に参考となる有意義な議論が行われました。
 2日目のエクスカーションでは、廃棄物発電施設や汚泥資源化センターを見学しました。また、脱炭素に意欲的な本邦企業と意見交換等を実施しました。

■ 国際シンポジウム

IPCC第7次評価サイクルへの日本の貢献と「気候変動と都市」に関するIIASAとの連携
 
(1)概要
   日  時:2024年2月28日 14:00~17:00
   主  催:環境省、国際応用システム分析研究所(IIASA)
   共  催:公益財団法人 地球環境戦略研究機関(IGES)
   開催方法:対面及びオンラインのハイブリッド形式
 
(2)プログラム
   プログラム、登壇者、発表資料等は以下のサイトに掲載しています。
   当日の動画も以下のサイトから御覧いただけます。
    https://www.iges.or.jp/jp/events/20240228
 
(3)結果概要
 前半の基調講演では、IPCC 第7次評価サイクル(AR7)のディアナ・ウルゲ・ヴォーサッツ共同議長より、AR7における展望について説明がありました。続いて、IIASAのジョン・シェルンフーバー所長より、気候変動対策における都市の重要性について、また、環境省地球環境局の小川眞佐子特別国際交渉官より、地域の気候変動対策を推進する日本の取り組みについて紹介しました。さらに、IIASA エネルギー・気候・環境プログラム(ECE)のケイワン・リアヒ ディレクターより、IIASA-日本共同研究プロジェクト「都市の変容」について報告が行われました。
 後半のパネルディスカッションでは、AR7における「都市に関する特別報告書」の作成に向けた課題とその解決策の方向性や、IIASA-日本共同研究プロジェクトへの期待について討論しました。また、「都市に関する特別報告書」作成に向け、日本の政策立案者や研究コミュニティがどのように貢献できるか、国際社会からの期待について議論が行われました。

■JCM(二国間クレジット制度)グローバルパートナーシップ会合

JCMパートナー各国の実務担当者が出席し、都市などの脱炭素化に向けた今後のJCMの活用について議論しました。なお、本会合は非公開にて開催されました。
 
(1)概要
   日 時:2024年2月27日~28日
   主 催:環境省
   プログラム:・パリ協定6条及びJCMに関する最新動向
         ・パリ協定6条に関する報告に向けた準備
         ・JCM登録簿の整備
         ・JCMパートナー国間の連携  等
  
(2)参加者
   JCMパートナー国のうち21カ国約40名の実務担当者、国際機関、国内のJCM関係機関
 
(3)結果概要
 パリ協定6条の交渉や実施、6条に沿ったJCM実施に関する最新動向が紹介されたほか、6条における初期報告の提出に向けた準備状況を共有し、各国固有の情報の記載に関する課題やその解決策を議論しました。
 また、JCM登録簿の整備については、6条に対応した各国での登録簿の整備やJCM以外の登録簿との接続に関する可能性等を議論しました。
 なお、今後のJCMパートナー国間の連携に関する議論においては、6条に沿ったJCM実施に向けた能力構築の重要性や、パートナー国間でのニーズや経験共有の有効性などが挙げられました。

■問い合わせ先

【脱炭素都市ウィーク全体及び脱炭素社会実現のための都市間連携セミナー関係】
〇 環境省 地球環境局 国際脱炭素移行推進・環境インフラ参事官室
直 通:03-5521-8248
参事官:水谷 好洋
推進官:須賀 義徳 
参事官補佐:工藤 俊祐
担 当:上村 愛優
 
【国際シンポジウム関係】
〇 環境省 地球環境局 総務課 気候変動科学室
直  通:03-5521-8242
室  長:中島 尚子
室長補佐:足立 宗喜
担  当:堀 香澄 
 
【JCMグローバルパートナーシップ会合関係】
〇 環境省 地球環境局 国際脱炭素移行推進・環境インフラ参事官室
直 通:03-5521-8248
JCM推進企画官:重松 賢行
参事官補佐:髙橋 健太郎
担 当:竹下 剛司

連絡先

環境省地球環境局総務課気候変動科学室
代表03-3581-3351
直通03ー5521ー8242

この記事に関するお問合せ・申込

お問い合わせ先
環境省地球環境局総務課気候変動科学室
電話番号
03ー5521ー8242
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