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環境省

岡山県総社市で令和5年11月9日(木)にツミの死亡個体1羽が回収され、同日に簡易検査を実施したところ、A型鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が確認された旨の報告がありました。上記について、国立研究開発法人国立環境研究所で遺伝子検査を実施したところ、同年11月15日(水)に高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5亜型)が検出された旨の報告がありました。本事例は、今シーズン岡山県内では初(国内では12例目)の、野鳥における高病原性鳥インフルエンザの確認事例となります。引き続き全国での野鳥における監視やウイルス保有状況調査の強化を継続します。

【詳細情報】
疑い事例(回収日:11/9)
・岡山県総社市
・死亡野鳥:ツミ
・簡易検査結果:陽性(11/9判明)
・遺伝子検査:陽性(11/15判明)
・遺伝子検査結果:H5亜型高病原性鳥インフルエンザ
・野鳥監視重点区域 指定日:11/9

【留意事項】
(1)鳥インフルエンザウイルスは、感染した鳥との濃密な接触等があった場合を除いて、人には感染しないと考えられています。日常生活においては、鳥の排泄物等に触れた後には手洗いとうがいをしていただければ、過度に心配する必要はありませんので、周辺地域のみならず国民の皆様におかれては、冷静な行動をお願いします。

(2)同じ場所でたくさんの野鳥などが死亡している場合には、お近くの都道府県や市町村役場に御連絡ください。

(参考)野鳥との接し方について
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/bird_flu/2017yachotonosessikata.pdf

【取材について】
現場での取材は、ウイルスの拡散や感染を防ぐ観点から、厳に慎むようお願いします。

【公表について】
環境省では、各都道府県内でのシーズン初確認、国内希少野生動植物種での発生など、緊急性が高い場合には報道発表を行い、その他の場合には、下記環境省ホームページで鳥インフルエンザの発生状況を公表しています。

【参考情報】
環境省は、ホームページで高病原性鳥インフルエンザに関する様々な情報を提供しています。
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/bird_flu/index.html

「野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル」
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/bird_flu/manual/pref_0809.html

【連絡先】
環境省自然環境局野生生物課鳥獣保護管理室
代表 03-3581-3351
直通 03-5521-8285

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お問い合わせ先
環境省自然環境局野生生物課鳥獣保護管理室
電話番号
03-5521-8285
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