岡山県環境保全事業団では、生物多様性に関する専門性や技術を生かし、環境省「自然共生サイト(OECM)認定」の申請やTNFDが推奨する企業等が自然資本や生物多様性に関する情報を開示する取り組み等をサポートします。
自然共生サイト(OECM)の認定支援サービス
「自然共生サイト」とは、環境省が国際目標である「30by30(2030年までに国土の30%以上の自然環境
を保全)」を達成するために、企業や自治体により生物多様性の保全が図られている区域(敷地内の緑地
やビオトープ、遊水池など)を認定する制度で、現在250を超える区域が認定されています。
「自然共生サイト」の認定申請に必要となる、生物多様性情報把握のための現地調査、関連資料の整理や
GISデータの作成、モニタリング計画の策定や調査の実施などについてサポートいたします。
自然共生サイト認定に向けた活動は生物多様性の情報開示フレームワークであるTNFDの取り組みを
進めることにもつながります。
当事業団では、TNFD情報開示に関する支援も行っておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
※OECM(Other Effective area-based Conservation Measures):保護地域以外で生物多様性保全に資する区域
※TNFD(Taskforce on Nature-related Financial Disclosures 自然関連財務情報開示タスクフォース):自然関連財務情報開示タスクフォース
環境学習・普及啓発資材の作成支援サービス
生物多様性の保全等の活動の成果を見える化するサービスとして、冊子やパンフレットの作成のほか、
「地域版レッドデータブックの作成」や「植物や昆虫の標本作製」、「公園内の樹木検索シート等作成」などを
行っております。
また、作成した資材を活用した環境学習の企画や実施などにも対応しております。
希少種保全、鳥獣・外来種対策支援サービス
希少種の保全や鳥獣・外来種対策に関する支援を行っております。
具体的には、生物の各分類群の専門家による、生息・生育状況及び環境の現状把握調査、GISを用いた
情報の整理や、保護管理計画の立案から実践まで、幅広いサービスを提供しております。
また、これまでの活動で培ってきた知識や有識者との関係性を活かし、連携体制構築の支援も行います。
その他、自然環境や生物多様性に関することについて、お困りのことがございましたら
お気軽にご相談ください。
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