マルチセクターで考えた自然を測る共通指標案が発表!~最前線で活躍する専門家たちと実際の指標作成者から学ぶ~(3/4開催・オンライン)
2025 . 02 . 26
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開催日・期間
- 2025年3月4日(火)
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開催時間
- 19:00~21:00
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申込期限
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実施主体
- 団体 公益法人 NPO等
日本自然保護協会(NACS-J)は、2023年度から企業向け生物多様性セミナーを開催してきましたが、今回は番外編として他団体と協働し、TNFDで重要となる「自然の状態(State of Nature)」を測る共通指標案に関するセミナーを開催します。
世界では、生物多様性の損失を止め、反転させ、回復を実現するいわゆる「ネイチャーポジティブ」を目指すため、生物多様性世界枠組みのターゲット15「ビジネスの真ん中で取り組もう。」などが合意され、TNFDをはじめとする企業や金融機関の生物多様性への依存や影響、リスクや機会を開示していく動きが生まれています。
しかし、現在のTNFD開示枠組みでは、重要な開示対象となるグローバルコア指標において、「自然の状態(State of Nature)」は”仮置き”という状態で保留されていて、企業が生物多様性を保全しようとする努力の成果を測る共通の指標が設定されていない状態でした。
このような背景を受けて、NGOや企業・金融グループ、自治体等からなる「Nature Positive Initiative(NPI)」では、「自然の状態(State of Nature)」を計測する最小限の考え方の共通化の作業を進めており、企業向けのパイロット募集が3月3日に発表予定です。
今回のセミナーでは、NPI事務局長のギャビン・エドワーズ氏とチームメンバーをオンラインでつなぎ、「自然の状態(State of Nature)」とは何か、その開発状況等を伺うとともに、日本で本分野を引っ張っているリーダーたちが質問をぶつけ、企業や金融機関はじめ、NGOや自治体等の視点から、「自然の状態(State of Nature)」を測定する手法の意義と課題を整理して理解する機会を提供します。
日 時
2025年3月4日(火)19:00~21:00
形 式
zoomウェビナーと会場を用いたハイブリッド開催
言 語:日英同時通訳 ※会場は基本日本語で実施いたします。
会 場
METoA銀座【満席】
プログラム
司会進行:道家哲平
講演「State of Natureについて」
Nature positive Initiative事務局長 ギャビン・エドワーズ氏
専門家によるQ&Aセッション
会場・オンラインからの質疑応答
クロージング
対 象
生物多様性保全やネイチャーポジティブに関心のある方
定 員
会場は40名【満席】、オンラインは制限なし
参加費
無料(事前申込必要、寄付付き有)
主 催
公益財団法人日本自然保護協会、国際自然保護連合日本委員会、経団連自然保護協議会、企業と生物多様性イニシアティブ、TNFD日本協議会、ICLEI日本、国立環境研究所、東北大学 ネイチャーポジティブ発展社会実現拠点(NP拠点)、日本生態学会生態系管理専門委員会
協 賛:三菱電機株式会社
協 力:PwCコンサルティング合同会社
申込方法
こちらのウェブサイトからお申込みください。(※Peatixの登録画面が立ち上がります)
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