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環境省

環境省では、良好な環境の創出に向けた各種取組を進めています。
その一環として、地域における良好な環境の創出・活用を行う3つのモデル事業等を実施する団体を公募いたします。
  <3つのモデル事業等>
  ・『良好な水環境保全・活用モデル事業』
  ・『戦略的「令和の里海づくり」基盤構築事業』
  ・『良好な環境を活用した観光モデル事業

 

 環境省では、規制等による施策と並行して、健全な水循環の維持・回復についての理解醸成や、豊かな水辺、星空等、地域特有の五感で感じる自然や文化といった「良好な環境」の保全にも取り組んできました。

 しかし、「良好な環境」が荒廃しつつある地域や、良好な環境の保全活動の継続が、資金不足や担い手不足等により困難となる地域があります。また、水質改善のみではなく、藻場・干潟等の場の再生・創出をしなければ豊かな海の実現が困難であるということも明らかになってきています。

 このような状況の中、地域における「良好な環境」を保全するだけでなく、積極的に再生・創出することの重要性が高まっています。さらに、保全・再生・創出した良好な環境を持続可能な形で利活用することにより、地域課題を解決し、地域活性化を実現することへの期待が高まっています。こうした状況を踏まえ、環境省では良好な環境の創出・活用を行う3つのモデル事業等を実施する団体を募集します。

 

事業概要(予定)

以下に、3つのモデル事業等の概要を記載いたします。詳細は公募要領を御覧ください。
 
(1)『令和7年度良好な水環境保全・活用モデル事業』
本モデル事業は、地域における水環境等の保全・活用による地域づくりにより、地域における関係主体の取組を促すとともに、水環境の適切な管理・良好な環境を創出することを目的に、環境省事業「令和7年度多面的な水環境モニタリング及び水環境保全利活用に関する検討業務」の一環として、当業務の請負事業者(以下「水環境保全利活用業務事務局」という。)と選定団体との請負契約により実施するものです。
 
① 事業対象地域
全国の水環境等の保全・活用等による地域課題の解決に取り組む地域
※『令和7年度戦略的「令和の里海づくり」基盤構築事業』の事業対象地域である、全国の閉鎖性海域等の沿岸地域は、モデル事業の対象外の地域とします。 

② 公募対象団体
地方公共団体、公益法人・NPO法人・企業・学校法人・観光協会等の民間団体、又はこれらを構成団体とする協議会等です。ただし、原則として対象地域に拠点を有する団体とし、水環境保全利活用業務事務局と直接契約を締結できる者とします。

③ 選定数
 5件程度
 
(2)『令和7年度戦略的「令和の里海づくり」基盤構築事業』
本事業は、藻場干潟の保全・再生・創出と、地域資源の利活用による好循環の実現により、持続可能な地域の取組を推進することを目的に、環境省事業「令和7年度里海づくりを通じた藻場干潟の保全と利活用の基盤構築支援業務」(令和7年4月契約予定)の一環として、当業務の請負事業者(以下「基盤構築支援業務事務局」という。)と選定団体との請負契約により実施するものです。

① 事業対象地域
全国の閉鎖性海域等の沿岸域
※事業の主たる部分が沿岸域で行われるものであれば、沿岸域以外で行われる事業が一部含まれることを妨げるものではありません。

② 公募対象団体
地方公共団体、公益法人・NPO法人・企業・漁業協同組合・学校法人・観光協会等の民間団体、又はこれらを構成団体とする協議会等です。

③ 選定数
 7件程度
 
(3)『令和7年度良好な環境を活用した観光モデル事業』
本モデル事業は、豊かな水辺、星空、音の風景等、地域特有の自然や文化の保全が行われてきた地域において、インバウンド誘客に資する自然資本の磨き上げとその利活用に取り組み、「良好な環境」を活用したインバウンド観光の推進を図ることを目的に、環境省事業「令和7年度良好な環境を活用した観光推進業務」の一環として、当業務の請負事業者(以下「観光推進業務事務局」という。)と選定団体との請負契約により実施するものです。

① 事業対象地域
 1) 名水百選・平成の名水百選に選出された名水を有する地域
 2) 残したい“日本の音風景百選”に選出された音風景を有する地域
 3) かおり風景百選に選出されたかおり風景を有する地域
 4) 「星空の街・あおぞらの街」全国大会の開催地域(開催予定地域含む)
 5) みどり香るまちづくり企画コンテストに受賞した企画を有する地域
 6) 自然共生サイトの認定を受けた地域
 7) ラムサール条約湿地
 8) 令和5年度良好な水循環・水環境創出活動推進モデル事業の対象地域
 9) 令和6年度良好な環境創出活動推進モデル事業の対象地域
 10) 令和4年度~令和6年度における「令和の里海づくり」モデル事業の対象地域  

② 公募対象団体
地方公共団体、観光地域づくり法人(DMO)・公益法人・NPO法人・企業・学校法人・観光協会等の民間団体、又はこれらを構成団体とする協議会等です。ただし、原則として対象地域に拠点を有する団体とし、観光推進業務事務局と直接契約を締結できる者とします。なお、当該事業の対象となる良好な環境の保全等を実施してきた関係自治体環境保全部局とも連携することで、効果的・効率的な実施に繋げることを想定していますので、御認識の上、応募を御検討ください。

③ 選定数
 10件程度

応募方法概要

3つのモデル事業等のスケジュール応募方法概要は以下のとおりです。詳細は公募要領を御覧ください。
 
(1)令和7年度良好な水環境保全・活用モデル事業
① 公募期間
 令和7年1月20日(月)~同年2月28日(金)17:00(必着)
 
② 応募書類の提出先
 環境省 水・大気環境局 環境管理課 環境創造室
 担当:赤道、豊原、鈴木
 TEL:03-5521-8298
 E-mail:Water-Cycle◎env.go.jp (送信の際は「◎」を「@」に置き換えてください。)
 
(2)令和7年度戦略的「令和の里海づくり」基盤構築事業
① 公募期間
 令和7年1月20日(月)~同年2月14日(金) 17:00(必着)
 
② 応募書類の提出先
 環境省 水・大気環境局 海洋環境課 海域環境管理室
 担当:佐藤、川田
 TEL:03-5521-8317
 E-mail:kaiiki◎env.go.jp (送信の際は「◎」を「@」に置き換えてください。)
 
(3)令和7年度良好な環境を活用した観光モデル事業
① 公募期間
 令和7年1月20日(月)~同年3月7日(金)17:00(必着)
 
② 応募書類の提出先
 環境省 水・大気環境局 環境管理課 環境創造室
 担当:武藤、五十石、鈴木
 TEL:03-5521-8298
 E-mail:kankyo-ryoko◎env.go.jp(送信の際は「◎」を「@」に置き換えてください。)

【参考】

・令和7年度良好な環境の創出・活用を推進するモデル事業等の公募説明会の開催について(2025年1月9日付け報道発表)
 https://www.env.go.jp/press/press_04202.html
・「令和6年度良好な環境創出活動推進モデル事業」の選定結果について(2024年6月28日付け報道発表)
 https://www.env.go.jp/press/press_03356.html
・令和6年度「令和の里海づくり」モデル事業の実施団体の決定について(2024年4月15日付け報道発表)
 https://www.env.go.jp/press/press_03081.html

連絡先

環境省 水 ・大気環境局 環境管理課 環境創造室
直通:03-5521-8298

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お問い合わせ先
環境省 水 ・大気環境局 環境管理課 環境創造室
電話番号
03-5521-8298
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