情報

2023年は世界の平均気温が産業革命前と比較して1.5℃近く上昇し、史上最も気温が高い一年となり、グテーレス国連事務総長はこの状況を「地球沸騰化」と表現しました。COP28では2030年までのエネルギー効率2倍・再エネ3倍が世界の目標として合意され、化石燃料からのエネルギー転換の重要性が強調されました。脱炭素化に向けた動きを加速する必要がある中、自然エネルギーを軸とした脱炭素社会の担い手が求められています。

自然エネルギー学校・京都は、1999年以来600名以上に参加いただいてきた体験型の連続講座です。今年度もハイブリッド形式での開催となっており、講座は会場とオンラインで参加いただくことができます。自然エネルギーに関する最新情報及び基礎知識、実践経験などを学び、自然エネルギーを普及・啓発するための担い手となりましょう!

プログラム

第1回 6月22日(土) 自然エネルギーの最新動向を知ろう!

 自然エネルギーに関する最新動向について全般的な情報を提供します。脱炭素社会に向けて変化していく政策・制度や、自然エネルギーの導入手法の変遷、社会的・経済的な効果についても学びます。

 豊田陽介さん(特定非営利活動法人気候ネットワーク 上席研究員)

第2回 7月20日(土) 家庭の脱炭素化を広げよう!

 家庭で実施できる脱炭素化にはあらゆる手段が考えられますが、中でも重要なことは断熱です。断熱による効果や制度・社会の変化に加えて、家庭での脱炭素化に取り組んだ具体的事例を交えながら学びます。

 竹内昌義さん(株式会社エネルギーまちづくり社代表取締役、みかんぐみ共同代表、東北芸術工科大学 教授)

 小川祐貴さん(株式会社E-konzal 主任研究員)

第3回 8月31日(土) EVによる脱炭素化を広げよう!

 交通分野の脱炭素化においてEVの役割は大きく、最近では国内での導入量も増えてきました。EVに関する最新情報や将来的な潮流、日常生活での体験事例も含めながら学びます。

 塩畑真里子さん(国際環境NGOグリーンピース・ジャパン 気候・エネルギー担当)

 伊東真吾さん(一般社団法人市民エネルギー京都 専務理事)

第4回 9月14日(土) 脱炭素化に向けた地域活動に参画しよう!

 地域において脱炭素社会を実現するための手段はいくつもあります。第1回から第3回までの内容を振り返りながら、地域の脱炭素化を実現するための市民による取り組みについて学びます。

 小畑あかねさん(特定非営利活動法人気候ネットワーク プログラムコーディネーター)

 藤川まゆみさん(特定非営利活動法人上田市民エネルギー 理事長)

開催時間

※講座の開始・終了時間はいずれの日程も、14:00〜16:30(休憩10分含む)を予定していますが、各回によって終了時間は変化する可能性があります。
オンライン参加者の方は講座部分(14:00〜15:00【予定】)のみご参加いただけます。

開催形式

ハイブリッド形式(対面+オンライン)
オンライン参加の場合:オンライン会議システム「Zoom」を採用して開催いたします。パソコンやスマートフォンなどによるオンライン環境をご自身で整備していただく必要があります。参加用のURLはお申し込み時のメールアドレスにお送りいたします。

対 象

地域で自然エネルギー導入を実践したい方、実践していて広げていきたい方

参加費

無料
※通信費等は別途必要となります。

定 員

オンライン参加者:ウェビナー上限である500名まで
※講座毎に参加者を募集します。定員に達し次第締め切りますので、お早めにお申し込みください。

申込方法

ホームページよりお申込みください。

主催:公益財団法人京都市環境保全活動推進協会(京エコロジーセンター指定管理者)
企画・運営:特定非営利活動法人気候ネットワーク
協力:環境市民、きょうとグリーンファンド
後援(予定):京都府地球温暖化防止活動推進センター

問い合わせ先

事務局 特定非営利活動法人気候ネットワーク
担当:延藤、豊田
〒604-8124 京都市中京区帯屋町574番地高倉ビル305
E-mail:kyoto@kikonet.org

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