【目 的】
ダムに係わる応用生態工学分野の調査・研究の促進を図り、その研究成果を発表し、社会へ還元するために研究助成を行います。
【助成対象研究】
ダムに係わる応用生態工学の課題に適応した研究に対して助成します。
具体的な達成目標をもち、今後の発展が期待できるテーマのうち、研究の実施が確実に見込まれ、成果の活用イメージが明確な研究とします。
【募集課題】
「ダム貯水池に係わる生態系・水環境 (上下流・周辺を含む。) に関する研究」
【研究分野】
「生態学、工学、及びそれらの境界領域である応用生態工学」
なお、審査に当たっては、単なるダム貯水池を場とした生態学や工学の研究ではなく、ダム貯水池及びそれに関連する河川の管理に有効な科学的知見をもたらす新しい視点の研究、ダムの環境問題の解決に直結する研究が重要視されます。
【応募・申請要件】
大学、高等専門学校等の学校、独立行政法人等の法人、地方公共団体、公益法人、民間企業、NPO 法人及びこれらに付属する機関に所属する研究者 (学生を含む) で、本助成に基づく研究の遂行能力を有する研究者を対象とします。
同等の成果が期待される複数の応募がある場合には、本制度に基づく助成を過去に受けていない研究者からの応募が優先して採択されます。また、採択履歴の面で差異が無い場合には、より若い研究者からの応募が優先して採択されます。
なお、2023 年 4 月 1 日時点において 35 歳以下の非常勤または有期雇用、無給の研究者、もしくは学生で、研究助成額 50 万円以内かつ研究期間が単年度の応募の場合、審査においては、申請者の将来性が考慮されます。
所属する法人組織において、本研究助成に基づく研究費の受入・執行が可能であることについては、応募前に各自ご確認下さい。受入・執行が可能でない研究者は、助成の対象にはなりません。
【助成額】
研究1件につき、単年度研究の助成額は100万円以内とします。
2ヶ年度研究の助成額は総額150万円以内(ただし、各年度100万円以内)とします。
【申請件数】
研究者一人(共同研究の場合は1グループ)あたり1件とします。
ただし、本助成を希望する研究に対して、他の助成を受けている場合は本助成を受けることはできません。
【研究期間】
研究の期間は研究内容等により、単年度または2ヶ年度とします。
なお、助成を受けた研究(以下、「研究」という。)の期間は、原則として助成採択後から単年度または2ヶ年度における年度末までとします。
【申請締切】
令和5年4月5日(水)18:00まで
【申請方法】
当センターのホームページ(http://www.wec.or.jp/support/season/index.html)から研究助成申請書(別紙;【様式1】)をダウンロードして必要な事項を記入し、セキュリティー上の観点から、PDFに変換した申請書ファイルを電子メールに添付し、wec-kenkyu@wec.or.jp宛てにご送付ください。その際、件名に「令和5年度新規応募」とご記入ください。
PDFファイルを開くパスワードを付与した場合には、別の電子メールでパスワードをお知らせください。 申請書類受領後に受領確認の返信電子メールを送付します。
1週間以上確認の電子メールがない場合には、電話にてご連絡ください。
【問い合わせ先】
一般財団法人水源地環境センター研究第三部 研究助成担当
〒102-0083 東京都千代田区麹町2丁目14番2号 麹町NKビル
TEL 03-3263-9945
FAX 03-3263-9922
E-mail wec-kenkyu@wec.or.jp