取組紹介

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EPOちゅうごく 中国地方ESDセンター ANNUAL REPORT 2020-2022

主体
テーマ
方法

EPOちゅうごく・中国地方ESDセンター
第6期 ANNUAL REPORT 2020-2022

令和2年度から令和4年度は、EPOちゅうごくの第6期(開設から16~18年目)運営期となりました。

このたび、アニュアルレポートを作成いたしました。

(1)環境・社会・経済・教育が好循環する地域循環共生圏の創造
環境・社会・経済・教育の地域資源が好循環する協働取組を通して、「地域循環共生圏の創造」と「地域課題の同時解決」を図り、SDGsの達成に寄与してまいりました。

(2)SDGsの達成に向けたESDの仕組みづくりと担い手の育成
これまでのESD推進の担い手に加えて、新たな担い手とのネットワークを拡充し、「持続可能な社会づくりを担う多分野や次世代の人材育成」を強化し、それらを担う「組織や仕組み」を育んできました。

(3)中間支援組織との連携とパートナーシップ戦略
立場・分野・世代を横断するつなぎ役として、中国5県の中間支援組織や地域ESD拠点との連携し、「中間支援機能の拡充」と「SDGsマルチステークホルダープロセスによる協働促進」を図ってまいりました。

第6期は、EPOちゅうごくが持つSDGsに係る知見やノウハウを活かしながら、企業、事業者、経済団、自治体、ユース、マスコミ等との幅広いパートナーシップを拡充すると共に、地域循環共生圏づくりや脱炭素地域づくり等を支援してきました。

また、それらを実践していく担い手のための人材育成プログラムや教材・ツールの開発、リニューアルしたホームページを通じた情報発信の強化など、今後に繋がる事業基盤を構築いたしました。

中国地方ESDセンターでは、学校、教育委員会、大学、社会教育施設、自治体、事業者等の多様な教育現場における学習者や指導者・コーディネーターの育成、ユースや地域ESD拠点の主体的なプロジェクト実践の支援を通じたESD for 2030の担い手育成を継続展開できました。

また、全国・地方ESDセンター及び関係機関等の連携を通して、今後のESD推進ネットワークのコンセプトとなる「気候変動を切り口としたESDの推進」の構築に貢献しました。

第7期に向けて…

脱炭素先行地域に続く自治体や地域へのパートナーシップ形成支援、金融機関や企業等の経済セクターとの連携強化及び実践支援、脱炭素を担う人材育成・確保が求められているなか、COPやG7サミット等の国際情勢から変わってくる政策対応、30 by 30ロードマップに向けたOECMの拡充、SDGsの後半年に向けた取組促進も、EPOネットワーク及びESD推進ネットワークにおける事業計画の背景となります。

第7期が始まる令和5年度からは、社会課題に対して、本省・地方環境事務所(環境対策課や脱炭素創生室等の関係課含む)や全国EPO・ESDネットワーク、中国5県の中間支援組織や地球温暖化防止活動推進センター、過年度に関係構築した各主体との連携を強化し、EPOちゅうごく・中国地方ESDセンターが焦点を当てるべき事業や成果にコミットするパートナーとの事業を展開して参ります。

※ こちらのANNUALREPORTは、当事務所にて無料配布しております。

 

この記事の発信者

松原裕樹(まつばら ひろき)

事務局長・総括

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