岡山県笠岡市は、「地方創生×ネイチャーポジティブの推進に向けたモデル支援事業」に採択されました!
地方創生×ネイチャーポジティブ
ネイチャーポジティブとは「自然を回復させるために、生き物の多様性の損失を止め、回復させること」です。
これは、生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)で採択された「昆明・モントリオール生物多様性枠組」で示された考え方です。
なぜ笠岡市が採択されたの?
令和5年3月に策定した「第3次笠岡市環境基本計画」は、かけがえのない笠岡市の環境や地球全体の環境を守り・育み・よりよい環境を次世代に引き継ぐことを目指す方針です。
市民・事業者・行政がお互いに協力して、望ましい環境像である「自然豊かで安心して暮らせるまち”かさおか”」を目指すこととしています。また、カブトガニ博物館では、市民の皆さんの協力のもと、笠岡のカブトガニを守るために大量飼育や幼生放流、保護活動などを進めてきた結果、2024年度のカブトガニ捕獲数が75匹となりました。これは、1989年依頼35年ぶりのことで、笠岡のカブトガニに復活の兆しが見えてきたところです。
こうした取り組みの中で、市は内閣府が公募した「地方創生×ネイチャーポジティブの推進に向けたモデル支援事業」にモデル自治体として認定されました。この事業を通して、カブトガニが生息する豊かな自然資本を生かしながら、持続可能な地域づくりをさらに進めていきます。
今後の取組
今後は市民の皆さんと一緒に、笠岡の自然環境を学ぶフィールドワークやワークショップを行い、自然環境の課題などを発見していきます。また、専門家からのアドバイスを受けながら、その解決に向けたアイデアや提案を作成していただく予定です。
お問い合わせ
笠岡市役所 政策部 企画政策課 企画政策課 広報係
〒714-8601 笠岡市中央町1番地の1
Tel:0865-69-2110