エコツーリズム推進法(平成19年法律第105号)第11条において、主務大臣は、毎年、エコツーリズム推進協議会の活動状況を取りまとめ、公表しなければならないとされています。
今般、以下のとおり、「エコツーリズム推進全体構想」の認定を受けた全国のエコツーリズム推進協議会の活動状況を取りまとめたのでお知らせします。
※ エコツーリズムとは、地域のガイドが自然環境や歴史文化など、地域固有の魅力を観光客に伝えることにより、その価値や大切さが理解され、保全につながっていくことを目指していく仕組みです。
【中国地方は以下のとおり】
宮島エコツーリズム推進協議会(広島県廿日市市)
連絡先:0829-30-9141
担 当:讃井(さない)
URL:https://www.city.hatsukaichi.hiroshima.jp/site/kanko/58977.html
【代表的なエコツアーの紹介等】
・ 三段峡-太田川流域研究会の視察
・ 人力車ガイドツアーのブラッシュアップ
大阪・関西万博開催までに宮島エコツアーコンテンツ販売開始を目指し、既存コンテンツのブラッシュアップ及び新たなコンテンツ造成を目指しています。今年度は協議会活動のプロモーションにも注力するなど、活動の幅を広げていきます。
【活動状況詳細】
R5年度は体験コンテンツの造成を行った。(※販売については未実施)
名称:人力車ガイドツアー(仮称)
実施時期:通年
内容:ベテランから若手まで個性豊かな俥夫が、1400 年の歴
史を誇る嚴島神社の世界に類を見ない海上社殿をはじめ、春
の桜、夏のサンセット、秋の紅葉、冬のグルメ(牡蠣)と言
った四季折々の魅力を余すことなく伝えます。
※R7年度以降販売予定
〈自然環境の保全〉
ルールが守られるように、普及啓発や必要な取組を進めるこ
とで、自然観光資源の保護や育成に努める。
会員である宮島地区パークボランティアが弥山登山道や高砲
台跡地の清掃等を行い、保全活動をしている。
〈観光振興〉
令和6年1月に先進地視察として、広島県安芸太田町にある
三段峡-太田川流域研究会【通称:さんけん】を訪問し、施設
視察や講演会フィールドワークなどに参加した。
〈地域振興〉
魅力ある豊かな自然と歴史及び文化などの地域資源の保全を
図りつつ、観光関連産業をはじめとした各産業の持続と活性
化を推進し、宮島のブランド力を高める。
〈環境教育の場としての活用〉
教育旅行向けプログラム開発のための素材の検討などを行っ
た。
令和6年7月までに認定を受けた27の協議会を対象にしています。その後、認定を受けた地域が増え、11月現在で認定地域は28となっています。最新情報については各地域HP又は問合せ先にて御確認ください。
(参考)エコツーリズム推進法 関連条文
第11条 主務大臣は、毎年、協議会の活動状況を取りまとめ、公表しなければならない。
【連絡先】
この記事に関するお問合せ・申込
- お問い合わせ先
- 国立公園課国立公園利用推進室
- 電話番号
- 直通:03-5521-8271