情報

豊島住民が排出企業と香川県の謝罪と不法投棄産廃の完全撤去を求め申請した中央公害調停が2000年6月成立して、すでに23年が経ちました。産廃は2017年7月、完全に撤去され、その後産廃搬出用施設の撤去と整地が進められ、今はまるで宅地造成地と見まがう状態です。

しかし、産廃による地下水汚染はいまだ環境基準を満たすに至っていません。そして豊島島民は現場の「自然海岸化」を強く求めています。
「美しい豊かな島を取り戻したい」1996年初めて豊島に行った時に聞いた、この悲痛な叫びにも似た島民の声を忘れることはできません。

その一歩が、不法投棄現場をもとの海岸線＝自然海岸に蘇えらせること。とはいえ、前例のない自然海岸化、どれだけ時間を要するのか。人がどう関わり何をすべきなのか？何をすべきでないのか？ 半世紀近くにわたり産廃と闘ってきた豊島で、ともに考えるひと時を持ちませんか？

【日　時】
2023年7月1日（土）14:00 ～2日（日）15:30

【会　場】
豊島唐櫃公堂 （香川県小豆郡土庄町豊島唐櫃）

【宿泊先】
豊島・自然の家 （香川県小豆郡土庄町豊島唐櫃） ほか

【スケジュール】
◆ 7月1日（土）
14:00　豊島家浦港集合
・宇野経由 13：25宇野港発 13：50家浦港着
・高松経由 13：00高松港集合出発 海上タクシー
（各自実費で、最低1500円必要です）
14:00～　豊島産廃不法投棄現場視察＆海岸生物調査など環境学習ツァー 18:00～　懇親会（BBQ形式）
・会場：自然の家（唐櫃公堂隣）～雨天決行
◆ 7月2日（日）
・会場：いずれも唐櫃公堂
09:00～　第34回総会
13:00～　瀬戸内法50年シンポジウム
・基調講演 「『汚染調査団』から５０年をふりかえり、 これからの瀬戸内海を考える」
・講師：山田國廣 氏 （京都精華大学名誉教授・瀬戸内海汚染総合調査団）
・豊島の皆さんからの発言
15:30　シンポ終了（フェリー：家浦港16：25発 宇野港16：25着を考慮）

【諸経費】
・参加費：3000円（産廃不法投棄現場視察費込み）
・宿泊費：自然の家（一泊朝食弁当付） 4000円 28名まで
・　　　　ＨＡＲＵ（一泊朝食）～合宿形式～一棟借上げ 5000円 13名まで
・　　　　ティーオリーブ（一泊朝食）～個室＆二人部屋 6200円 10名まで （先着順）
・懇親会費：2500円（ＢＢＱ代金として） （学割：2000円）
・アルコール代別途
・7月2日昼食代：1000円
・7月2日シンポのみ参加：500円

【申込締切】
2023年6月24日（土）必着

【申込方法】
参加ご希望の方は、チラシ裏面の参加申込書各欄に○印を付けて、環瀬戸内海会議事務局までお申し込み下さい。
FAX、Eメール、郵送、いずれかでお願いします。
なお、お支払いは、７月１日の懇親会場もしくは2日の会場の受付で受領させて頂きます。

【申込・問い合わせ先】
環瀬戸内海会議 事務局
〒700-0973 岡山市北区下中野318-114 松本方
TEL/FAX：086-243-2927
Eメール： nmatchan@ms8.megaegg.ne.jp