【環境トピック】特定第二種制度~里の希少種保全の仕組み~ 中国環境パートナーシップオフィス(EPOちゅうごく)

【環境トピック】特定第二種制度~里の希少種保全の仕組み~

 

「特定第二種国内希少野生動植物種」制度の概要

特定第二種国内希少野生動植物種は、里地里山等の二次的自然(※)に生息・生育する絶滅危惧種を対象にした新たな制度で、平成29年度(2017年度)の法改正で創設されました。本制度では、トウキョウサンショウウオ、カワバタモロコ、タガメの3種が初めて指定され、販売・頒布に係る捕獲や譲渡が禁止されています(令和2年2月10日施行)。
我が国においては、多くの絶滅危惧種が二次的自然に生息・生育しています。二次的自然に生息・生育している絶滅危惧種は、里地里山の管理放棄等の理由で個体数が減少しており絶滅のおそれがあるものの、中には多産である等の理由により生息・生育地の環境改善がなされれば速やかに個体数の回復が見込める種も存在します。
このような種は、販売目的で大量捕獲等がなされた場合、種の存続に支障を来たすおそれがあります。種の保全のためには、生息・生育地の減少又は劣化への対策が有効であり、個体数が著しく減少していない場合、多少の捕獲等があっても個体群への悪影響は限定的です。本制度はこうした趣旨により、販売・頒布を目的とした捕獲や譲渡を規制するために創設されたものです。

※里地里山や水田等、長年人が手をかけることにより維持・管理されてきた自然環境。

特定第二種国内希少野生動植物種 トウキョウサンショウウオ [PDF 555 KB]
特定第二種国内希少野生動植物種 カワバタモロコ [PDF 504 KB]
特定第二種国内希少野生動植物種 タガメ [PDF 1.2 MB]

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