【環境トピック】海洋プラスチックごみ及びマイクロプラスチックに関する専門家会合のアジア太平洋地域会合の結果について 中国環境パートナーシップオフィス(EPOちゅうごく)

【環境トピック】海洋プラスチックごみ及びマイクロプラスチックに関する専門家会合のアジア太平洋地域会合の結果について

環境省は、国連環境計画(UNEP)及び同アジア太平洋地域事務所(UNEP-ROAP)の協力を得て、令和2年8月26日~27日に、国連下の海洋プラスチックごみ及びマイクロプラスチックに関する専門家会合のアジア太平洋地域会合(議長:飯野暁 環境省水・大気環境局海洋プラスチック汚染対策室室長補佐)を開催しました。

今回の地域会合では、アジア太平洋地域の各国の海洋プラスチックごみ対策の現状と課題について相互学習し、今後の更なる取組についての議論を深めることができました。その成果は、2020年11月に開催予定の第4回専門家会合(AHEG)等を通じて、アジア太平洋以外の地域を含む各国に共有されるとともに、AHEGの成果物とりまとめに活用され、2021年2月に開催が予定されている第5回国連環境総会に報告される予定です。

環境省としては、引き続き、大阪ブルー・オーシャン・ビジョンの実現に向け、こうした国連等の各種プロセスに積極的に参加し、各国と協調しながら世界の海洋プラスチックごみ対策をリードしていきます。

【プログラムと主な成果】

(1)地域連携について国際機関からの発表
国際協力機構(JICA)とアジア開発銀行(ADB)が、アジア太平洋地域で行っている支援等について、それぞれ発表を行いました。

(2)既存の取組について各国からの発表
イラン、日本、シンガポール及び韓国の4か国が、海洋プラスチックごみやマイクロプラスチックの海洋流出の削減に向けた既存の取組について、発表しました。

(3)対策オプションの有効性分析の手法についての意見交換
UNEP事務局が、対策オプションの有効性を評価する手法に関して、ケース・スタディーを用いて紹介し、その手法の是非や今後の活用方法について意見交換しました。

(4)外部専門家による発表
九州大学の磯辺教授と華東師範大学のDr.Liが、海洋プラスチック汚染に対するモニタリング手法等について、それぞれ最新の知見を紹介しました。

(5)対策オプションについて各国からの発表
イラン、日本、フィリピン、シンガポール、ベトナム及びミャンマーの6か国が、対策オプションに対する各国の考え方を、UNEP事務局が世界各国の提案のとりまとめ状況を発表し、意見交換を行いました。意見交換のポイントは以下の通りです。

① 国際的な共通の長期ビジョン及びターゲットの共有
② ライフサイクル・アプローチの重要性と対策の組み合わせ
③ 国別の状況を考慮した国家行動計画とその促進
・・資金・技術的支援
・・科学的知見データベース
・・経験の共有及び進捗の評価
④ マルチステークホルダーによる関与
⑤ 対策の構造

【今後の予定】
今回の地域会合の成果は、2020年11月に開催予定の第4回AHEGなどを通じて、アジア太平洋以外の地域を含む各国に共有されるとともに、AHEGの成果物のとりまとめに活用され、2021年2月に開催が予定されている第5回国連環境総会に報告される予定です。

【添付資料】
別添1: Agenda the Asian Pacific Regional Meeting under UNEA AHEG (English) [PDF 682 KB]
別添2: Meeting Report of the Asian Pacific Regional Meeting under UNEA AHEG(English) [PDF 398 KB]
別添3: Short Summary of the Asian Pacific Regional Meeting under UNEA AHEG (English) [PDF 338 KB]
別添4: 国連 海洋プラスチックごみ及びマイクロプラスチックに関する専門家会合 アジア太平洋地域会合の開催結果(概要)(日本語) [PDF 462 KB]

【連絡先】
環境省水・大気環境局水環境課海洋プラスチック汚染対策室
代表 03-3581-3351
直通 03-6205-4934

【詳細・リンク】
http://www.env.go.jp/press/108371.html

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