【環境トピック】中央環境審議会「生活環境動植物に係る農薬登録基準の設定について(第二次答申)」及び意見募集の結果について 中国環境パートナーシップオフィス(EPOちゅうごく)

【環境トピック】中央環境審議会「生活環境動植物に係る農薬登録基準の設定について(第二次答申)」及び意見募集の結果について

令和2年6月15日に開催された中央環境審議会土壌農薬部会(第38回)において、「生活環境動植物に係る農薬登録基準の設定について(第二次答申)」が取りまとめられ、野生ハナバチ類に対する農薬のリスク評価について、本日付けで中央環境審議会会長から環境大臣に対し、答申されましたのでお知らせします。

環境省では、本答申を踏まえ、野生ハナバチ類に係るリスク評価を行い、農薬登録基準を設定するため、所要の手続きを進めることとしています。

【経 緯】
平成30年6月15日に農薬取締法の一部を改正する法律(平成30年法律第53号。以下「改正法」という。)が公布され、令和2年4月1日より、農薬の動植物に対する影響評価の対象が、従来の水産動植物から、陸域を含む生活環境動植物(その生息又は生育に支障を生ずる場合には人の生活環境の保全上支障を生ずるおそれがある動植物をいう。)に拡大されました。

改正法の施行に向け、平成31年2月7日に、中央環境審議会会長から環境大臣に対し、植物の授粉に重要な役割を果たす野生のハチ類のリスク評価の方法についても検討を進め、必要に応じ、評価対象動植物に加えること等を内容とする答申(第一次答申)がなされたことから、同審議会土壌農薬部会農薬小委員会において、野生のハチ類の取扱いについて審議を進めてきました。。

今般、この結果について、令和2年6月15日に開催された中央環境審議会土壌農薬部会において第二次答申としてとりまとめられ、本日付けで中央環境審議会会長から答申がなされました。

【答申の主な内容】
野生ハナバチ類については、植物の授粉に重要な役割を果たす花粉媒介昆虫であることに加え、欧米等において、農薬による被害のおそれがある対象としてリスク評価、規制が行われていることや、我が国でも、農林水産省が、養蜂用ミツバチに対するリスク評価を導入していること等を勘案し、評価対象動植物に加えることが適当である。
その一方で、改正法に係る参議院農林水産委員会の附帯決議において「リスク評価手法の早急な確立」と「農薬メーカーの負担への配慮」が指摘されていることについても充分に考慮する必要があることから、野生ハナバチ類のリスク評価については、試験方法が公的なテストガイドラインとして確立されており、なおかつ摂餌量等のデータが充実しているセイヨウミツバチを供試生物とした試験成績に基づいて行う。

【意見募集(パブリックコメント)の実施結果】
答申に先立って中央環境審議会土壌農薬部会農薬小委員会がとりまとめた「生活環境動植物に係る農薬登録基準の設定について(第二次答申)(案)」に対する意見募集(パブリックコメント)が実施されており、その結果については、以下のとおりです。

(1)意見募集の概要
・意見募集の周知方法:関係資料を電子政府の総合窓口(e-Gov)に掲載
・意見募集期間:令和2年3月19日(木)から同年2年4月17日(金)
・意見提出方法:郵送、ファクシミリ又は電子メール

(2)提出意見数:6通、延べ14件

(3)提出された意見の概要及び意見に対する考え方:別添2のとおり

【添付資料】
別添1:生活環境動植物に係る農薬登録基準の設定について(第二次答申) [PDF 294 KB]
別添2:生活環境動植物に係る農薬登録基準の設定について(第二次答申)(案)に対する意見募集の実施結果について [PDF 153 KB]

【連絡先】
中央環境審議会土壌農薬部会農薬小委員会事務局
代表 03-3581-3351
直通 03-5521-8311

【詳細・リンク】
http://www.env.go.jp/press/108134.html

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