【主催事業報告】地域の環境教育・学習拠点ESD推進フォーラム 中国環境パートナーシップオフィス(EPOちゅうごく)

【主催事業報告】地域の環境教育・学習拠点ESD推進フォーラム

環境省の平成28年度環境教育における「ESD推進」のための先導的取組調査・実践拠点支援事業において、中国地方では、①瀬戸内海の環境保全を目指す企業向けESD支援プロジェクト(岡山県内の企業4社)、②津山圏域クリーンセンターリサイクルプラザ、③しまね海洋館アクアスの3拠点で、ESDの推進拠点化に向けて支援を実施した。3拠点で実施した取組の紹介を通じ、ESD推進に向けた情報共有や連携を図る。

【日 時】
平成29年3月1日(水)13:30~16:30

【場 所】
岡山国際交流センター レセプションホール

【参加者数】
50人

【主 催】
環境省中国環境パートナーシップオフィス

【共 催】
岡山県、岡山県教育委員会、岡山市、岡山市教育委員会、岡山ESD推進協議会、津山市、津山市教育委員会、鏡野町教育委員会、勝央町教育委員会、奈義町教育委員会、美咲町教育委員会、岡山大学、公益財団法人岡山県環境保全事業団 環境学習センター「アスエコ」、ESD活動支援センター

【内 容】
13:30~ 開会
挨拶 : 牛場 雅己 氏/環境省 中国四国地方環境事務所所長

中国四国地方環境事務所によるEPO事業の一環として、今年度の地域の環境教育・環境学習拠点のESD化の推進拠点化に向けた事業について紹介され、本日のフォーラムで来場者の環境教育やESDの取組みの参考としていただけるよう期待する旨、ご挨拶いただいた。また、本年7月には、中国地方ESD活動支援センターを設置することを紹介され、ESDのさらなる支援のお願いを述べられた。

13:35~ 講演『ESD推進ネットワークの構築について』
講師 : 柴尾 智子 氏/ESD活動支援センター

昨年ESD活動支援センターができ、今後各地で地方ESDセンターが設立される背景と、従来の国連ESDの10年の取組みとの違いを踏まえて、各拠点の位置づけや協力体制についての、ESD活動支援センターの思いについてご説明をいただいた。また、ESD活動支援センターで仕事をするようになって感じたこと、ESDネットワークへの期待を述べるとともに、最後は事例紹介と講評への期待を述べられて講演を締めくくった。

14:20~ 支援拠点からの報告、コメント
①瀬戸内海の環境保全を目指す企業向けESD支援プロジェクト活動団体の事例発表

支援アドバイザー:田邊 龍太 氏/日本ナショナルトラスト協会

イントロとして、当該プロジェクトが、「ESD(持続可能な開発のための教育)」と、「つなげよう、ささえよう、森・里・川・海」の二つのキーワードを組み合わせたものであり、ESDという視点では岡山の企業を、森・里・川・海のつながりの視点では瀬戸内海を取り上げた。平成27年に公募を行い、4つのプログラムを採択したことを紹介して、各企業のプレゼンへとつなげられた。

◆ 「上流の森の事を下流の人に発信」
報告者:川原 洋平 氏/服部興業株式会社

当該プログラムは、森のよさを語れるようになってもらうことを目的に実施している新入社員向け森林研修に、専門家の方々に社有林を見に来ていただき、抽出、整理したプログラムにつながる題材を織り込んで実施したものである。
原生林での野鳥の多さ、原生林が川の源流となっていることの認識、その川の水生生物の調査、間伐体験を通じた下層植生の数や種類の違いについて学び、研修最終日に、学んだことを壁新聞にまとめてもらって情報発信した。
成果は倉敷木材、真庭市などと横のつながりができたことと、我々自身が社有林の魅力を再発見できた点である。課題は、壁新聞への反応が分かりにくかったことと、取組の継続である。
今後は、社内の他部門への水平展開、直接山の方に人を招くことである。このような機会を定期的につくっていく。我々のように、森の中で働く者が、より環境に配慮した施業を推進するのがベストであると感じている。

◆「マスメディアを通じて瀬戸内海と川・里つながりを広く発信・工事現場の仮囲いを使った普及啓発」
報告者: 林 大祐 氏/株式会社荒木組

当該プログラムは、マスメディアの広告枠、および建設工事時の仮囲いを活用した情報発信に、ESDのアプローチを取り入れたものである。
環境保全や地域貢献として行ってきた清掃活動の実施および協力、拡大のほか、工事に伴う環境保全イベントに国土交通省、環境省等にも協力していただき、底引網で海岸付近、河口付近のごみ浚い、小学生によるごみ拾い、環境省によるESDについての出前授業をしていただいたほか、工事の現場事務所フェンスに、パンフレットの掲示による啓発を行った。建設工事時の仮囲いについては、笠岡港の船着き場の待合場の工事の際、地域を絵画を募集して、受賞作を仮囲いに掲示することで、笠岡の海や島に対する愛着を涵養した。これらの活動を、新聞の広告枠を活用して発信したものである。
成果は、漫然とやっていた環境保全や地域貢献に、一つ大きなテーマができたことで、まとまりや方向性が見えてきたことである。課題は、社内での周知、社員側のESD教育が難しいというところである。今後は、ポスターや資料を、環境省や岡山市のESD推進課から借りしながら、仮囲いに掲示するなどして、更なる展開を図っていく。

◆「暮らしと木のフェア」
報告者:國代 健介 氏/倉敷木材株式会社

当該プログラムは、年2回開催している「暮らしと木のフェア」に、ESDと、森・里・川・海のつながりの要素を含めたものである。小学生に会社の中を探検しながら解いてもらうクイズラリーを計画。「森、里、川、海」のそれぞれ2問ずつのクイズを考える際は、全社員に、社員の森里川海について感じている事を考えてもらった後、それをクイズにしたらどうなるか、というアンケートを取った。アンケートはほぼ全社員から回答をいただいた。集まったクイズは、クイズラリーのほか、食券争奪〇×クイズの題材として楽しんでいただいた。また、森里川海を高梁川一本で考えた時に、花見山からスタートして、海まで流れていく迷路も作り、楽しんでもらった。
成果としては、80%を超える子どもたちが森里川海について知れてよかったと回答しており、子どもが学ぶ過程で孫と子、親と子のコミュニケーションにも役立った。99%の参加者に楽しんでもらったが、2回目の参加で答えを知っていた子もいたので、その対応が次回の課題である。また、自分たちの仕事が、森里川海とどういうふうにつながっているかというのを社員が認識を改められた機会になったとも思っており、ステークホルダーの意識が変わるきっかけにもなればと思っている。今後のフェアでも引き続きクイズラリーを行っていく。

◆「ゆるキャラを活用した瀬戸内海の環境保全」
報告者:吉田 秀樹 氏/NIK 環境株式会社

当該プログラムは、NIK環境のゆるキャラ“ECO&PEACEラヴちゃん(以下ラヴちゃん)”を主人公とした環境保全のストーリーによる、学校や保育園への環境教育である。誰でも使用できる環境学習のプログラムと、環境学習が出来る指導者づくりの2つを達成するため、学生との協働を検討した。当初は指導者が不在であったため、吉田氏自身が環境学習指導者養成講座を受講してスキルを身に着けた。協働相手についても、田邊氏や委員の方の協力で、岡山県立大学とつながり、学生の卒業制作で紙芝居を作るという形での協働で実施した。本来は学生と一緒にストーリーも考えたかったが、時間の制約上ストーリーは吉田氏が、学生には紙芝居を作っていただく形とした。
協働により紙芝居を完成することはできたが、課題は実際に紙芝居を使った講座をやるところまでいけなかったことと、学生さんとの協働が、単なる制作依頼で終わってしまったということである。紙芝居では誰でも利用できるという形にはなりにくいので、動画を作成して誰でも使えるような形にすることで、より多くの人が利用できるプログラムとなると考えている。
今後の展開は、まずは一つプログラムを作っていこうということ。海ゴミ、川ゴミに関するプログラムを作っていくことと、プログラムを利用、活用してくれる協力者を探していくことである。また、いろんな人が意見を出してくれることで、水平展開の幅も広がっていくことを期待している。

◆まとめ

最後に田邊氏のまとめとして、このプロジェクトを通じて、各企業共通して、
①自社の事業、もしくは社会貢献の社会的な意義を改めて考える機会
②新たな協働相手と出会う機会
③自社の良さを再認識する機会
④自身の業務にやりがいを見出す機会
⑤各社員が生活の中で瀬戸内海とのつながりを意識する機会
が得られたのではないか、と整理された。

( - 休 憩 - )
② 津山圏域クリーンセンターリサイクルプラザESD支援プロジェクト
報告者:津山圏域クリーンセンターリサイクルプラザ 中平 徹也 氏
支援アドバイザー:藤原 園子 氏

報告者より

当該プログラムは、小学校4年生向けに行っていた清掃工場見学を、ESD化したものである。従来のプログラムでは、小学生の見学の感想が、施設面での感想が中心となっていたことに危機感を持っていた。そこで、従来のプログラムに、「学び」のプロセス加えたプログラムを加え、清掃工場見学のESD化を行った。
清掃工場見学に、「他人事を自分事に」「価値到達型より価値創造型」「お互いに学んで答えは自分自身で探す」「体験して、見つめて、考えて、腑に落ちるところまで持っていく」という要素を取り入れて実施した。「学び」の段階で、ゴミを少なくする方法を考えてもらい、ゴミの削減がエネルギー使用量の削減につながることを実感してもらった。ゴミを少なくする方法については、3Rについて知っている生徒でも、エネルギーを使用しない、リデュースやリユース、さらにリフューズがより重要だということを、生徒の生活目線で気づかせた。エネルギー使用量を少なくする方法については、地球をしぼんだボールに見立て、ゴミの削減、ひいてはエネルギー使用量の削減につながる活動により地球が元気になっていくことを実感してもらった。
子供たちが腑に落ちた結果、見学後の子どもたちの感想が、学びと今後の行動がメインになる変化があらわれ、知行合一(知識を付けることは行動することの始まりであり、行動することはつけた知識を完成させることである)のための「学び」となった。
今後は、地域の小学校にパンフレットを配布して、校長会や教頭会で今回の内容のお話をさせていただく。受け入れ態勢も整備し、県北の環境学習の拠点で持続可能な社会を育てる人材育成ができている環境学習施設になればと考えている。現場以外でも、事前学習と事後学習も学校にお願いして、出前講座にも出て行って、皆さんと一緒にやらせていただきますというフォローまで付けていきたいと考える。

支援アドバイザーより

岡山県北地域でのESDの広げ方を考えていたところ、津山圏域クリーンセンターに学びのスペース(リサイクルプラザ)ができたことから、当該施設がESDとつながっていけばいいと考えた。今回は環境省の支援があって学びのプログラムができていったが、拠点になっていくには、地域の支え手が必要だと思っている。津山圏域クリーンセンターの1市4町の役所の方と、NPOの方が、評価会議に入って下さり、支援事業に関わってくださることになった。当初は関わり方のイメージがわかなかったが、第1回評価会議で、(質疑・講評のアドバイザーとして参加されている)西村先生にも参加いただき、やりたいことを皆さんにお話をしている間に理解が進み、参画のイメージが沸くようになった。第1回評価会議後のブラッシュアップを経て、第2回評価会議を行った時には、「素晴らしいものができた」「内容、こういう言葉が分かりにくいから変えた方がいい」という意見のほか、より幅広い層に使いたい、できたらすぐ持ってきてほしい、という意見が出るなど、参画者の自分事になっていった。
1市4町の方、NPOの方、地域づくり協力隊の方もメンバーにおり、津山圏域クリーンセンターリサイクルプラザが来年度以降も拠点になっていく可能性を感じている。課題としては、このプログラムにおける中平さんような語りをしゃべられる人を増やしていくことが必要で、職員研修のような形で広がっていくといいのかなと考える。

③ しまね海洋館アクアスESD支援プロジェクト
報告者:しまね海洋館アクアス 山口 慶子 氏
支援アドバイザー:原 明子 氏

報告者より

当該プログラムは、従来実施していた、環境教育の実践者を増やす指導者講習会をESD化したものである。従来の研修会では、アクアススタッフ以外の参加者が実践の機会を増やせず、取り上げられるべき地域の課題の共通の認識がない、という課題があった。そこで、指導者研修会にESDの視点を取り入れて、地域のキーパーソンによるワーキングネットを形成する研修会として、「石見の海、私たちの海の持続性」という名前の「海の環境教育、指導者研修会」を開催した。
ワーキンググループにおける、研修会を企画するために重ねた打合せが、アクアスにとって一番の学びの場となった。ワーキンググループには3名のコーディネータのほか、アクアスのスタッフ3人、浜田市役所、しまね自然と環境財団、水産技術センターといった島根のスタッフ(通称しまね組)と、EPOちゅうごく、海の自然史研究所にも参加いただいた。実際の研修会では、、自然系博物館とか、建設会社の社員、市町村、地元のケーブルテレビ、水産技術センターの方、地域のボランティアで活躍されている方、教員、学生が参加した。
研修会は合わせて3日間行った。オリエンテーションの心構えとして、研修会にとどまらず、今後ESDに関わっていくために、主体性、相互性、遊び心を重視した場づくりを大事に進めていただいた。その後「この先海です」という海の自然史研究所が持っているプログラムを実践した話を聞いた後、実際にプログラムを体験した。海の環境教育プログラムの作り方について丁寧に講義を受けた翌日に、石見の海に関する学習プログラムを作るために、プログラムデザイン、プロジェクトデザイン、学習課題の設定等を、丁寧に問題と課題を洗い出していった。企画の段階から混乱しない進め方についてディスカッションを重ね、混乱が起きそうなら修正するような企画をすることで、参加者の様子を見ながらフォローして、プログラムの学びが深まる進め方を考えて作っていった。最後に今後の取組として、ESDの視点を持ったキーパーソンのネットワークの中で、作ったプログラムの実践方法、継続方法を考えていく、ということで研修会が終わった。ミーティングは1回5時間ぐらいであり、研修会の企画を繰り返したほか、研修会の合間も、参加者の反応について、打合せを重ねながら研修会をデザインしていった。
今後の課題は、公民館を上手く取り込み、地域の課題を取り上げて、継続的に、自分事として仲間に入ってくれるように促すことと、今回形成されたネットワークをいかに自主的に動かしていくか、である。今後の展開は、研修会企画から研修会実施までのプロセスが、アクアススタッフだけではなく、地元のメンバーにとって大きな学びとなったことから、今回きっかけに集まった人たちで動かしていこうという機運が生まれている。個人的には、ESDの視点のある事業のほか、展示でもESDの視点を入れて、「アクアスに来ればESDのことがわかる」と感じられてるようになるといいと思っている。

支援アドバイザーより

当初の浜田市やアクアスは、ESD推進のモデルが形成されていなかったが、半年間、毎月アクアスに通いミーティングを重ねた結果、「様々な活動をしているが、ESDは誰も知らなかった」地域に、ESDのコンセプトを共有する共同体ができたと考える。それはすごいことである。
当初はESDを知る場の共有が目標であったが、研修会の準備を濃く積み重ね、ESDの視点の重要性を腹落ちし、自分事となった人が、石見地域に、アクアス以外で、少なくとも6人は誕生した。自分事となった人たちが、これからアクアスを使いつつ、活動を回していく、という芽を伸ばしていくためには、あと2~3年継続的に支援をお願いしたい。岡山でも継続したから人々が増え、皆の理解が深まっていった。
課題は誰を巻き込めるかということと最初のところに寄り添うことである。巻き込みについては、今回は企画段階と初動体制の問題により、学校教育と公民館の巻き込みに失敗している。次年度からは最初から意識をしておけば、上手く巻き込めると考える。もう一つは今回の研修会で参加者の中に、プログラムづくりとプロジェクトづくりは違うということを学んでいただいた。最初のところに寄り添っていくことが大事であり、最初の企画ミーティングを濃くやり、プロジェクトという考え方を皆さんが持ってくれたおかげで、1年、3年、5年、10年という単位ですべきことの考え方を学ぶことができたことが、今回の研修会における成功であったと思う。

16:00~ 質疑・講評
アドバイザー:広島修道大学人間環境学部教授 西村 仁志 氏

講評

瀬戸内海の環境保全を目指す企業向けESD支援プロジェクトについては、各企業の今後の更なる展開可能性に期待できる。全体的な学びの場として、仕事の意味や意義を考える機会になっていると考える。アドバイザーや検討委員が親身となった伴走支援が成功の鍵であり、各社の思いやポテンシャルをよく把握し、様々な関係者を結んで協働関係を創出したと考える。ESDの志向をもった企業が岡山に集積することの意味は大きく、企業の方々は、こういうところに関心を持って、新しい歩みをしていただけたらなと思っている。

津山圏域クリーンセンターリサイクルプラザESD支援プロジェクトについては、一市四町の教育委員会、学校関係者が本施設の位置づけや可能性を理解、共有することができた。小学校のほか、地縁団体からの学習ニーズも寄せられていることから、そういう方々にも深い学びをしていただける仕組みを考えるきっかけになればと考えている。今回は検討メンバーに「エコネットワーク津山」、「地域づくり協力隊員」がしており、今後の市民との協働の可能性が期待できる。立派な施設ができて良かったではなく、私たちの暮らしの下流に出て行くものの処理に、ものすごい量の手間とエネルギー、そして経費がかかることを、きちんと伝えるということが重要であり、暮らしを見直すこと、2R(リデュース、リユース)を大切にすること、限られたものや少ないもので豊かに暮らす工夫、を学ぶ場であってほしい。

しまね海洋館アクアスESD支援プロジェクトについては、SDGsの目標14に「海の豊かさを守ろう」というのが入っており、水族館への期待は大きい。ショーだけではなく、海の持続可能な開発を学ぶ場でないといけない。アメリカの大きな水族館では、展示の最後のところに議員のリストがあって、この人たちに手紙を書くコーナーがあり、学びと政治的なアクションがつながっている。そういう意味では政治や政策とつなぐようなことがあっても面白いかもしれない。地域のキーパーソンを作ってワーキングネットを形成するプロセスは非常に興味深く、「石見の海からのESDの学び」を一緒に考えるプロセスを共有したことで、仲間ができた、というのは第一歩である。ここを起点にしながら、次の一手を考えて、一緒にできた仲間と次に何をするか考えていってほしい。

質疑(感想)

質疑においては、会場より、以下のような感想をいただいた。

企業の取組みをお聞きして、企業の取組の持つ可能性や影響力を痛感した。自身の経験から、企業のESD活動と公民館をつなげたいと思って聞いていたが、双方からのアプローチが重要ではあるものの、活動情報がないと公民館からのアプローチが難しい。そこにコーディネーターの存在を期待している。
津山のリサイクルプラザの実践のような観点を持った取り組みを、他のセンター、他の自治体の類似の施設に広げられるといいなと感じた。中平さんがいたからできたということでなく、プラザ同士のネットワークがもしあるのなら、そういう中にESDをテーマとして持ち込めたらと思っている。昨年、佐賀市のエコプラザでESDのお話をしたが、その場には公民館職員、NPO関係者等、多様な人が参加していた。こういうところが何か横につながれたらいいと思った。アクアスの取組みについては、改めて博物館としての水族館の機能とか意味というものを勉強させられた。島根は住民主体のまちづくりの拠点としての公民館づくりと実践活動を既に取り組まれているところもある。ESDが公民館や地域づくりの実践に入っていくと、各地域にESDが広がっていくと思えるので、大いに期待したい。

16:30 - 閉会

【評 価】
一般参加者は、岡山県、岡山市、倉敷市、井原市の環境部局、市町の教育委員会、岡山大学、岡山ユネスコ協会、環境学習センター、地元企業、NPO、温暖化防止活動推進員、環境保全市民団体などからの参加があり、良い評価であった。
中国地方の中で、他の地域の環境教育・学習拠点が参考となることが認識された一方で、評価会議では得られなかった課題も発見できた。
運営方法として、意見交換の時間が短く、十分ではなかった。会場の意見を拾い上げる工夫が必要である。
次年度以降においては、同様なフォーラムを継続することで、中国地方の地域の環境教育・学習拠点のESD推進拠点化の一助になると考えられる。

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